社長ブログ

2018.05.20

鋳物師たちへのオマージュ

鋳物師(いもじ)たちへのオマージュ

川口駅西口の公園にある鋳鉄製のモニュメント。これはフランスパリで活躍する岸田亮二氏の作品である。1992年の製作なのでもう26年も経っている作品、当時モリチュウで制作に関わらせてもらったので大変思い出深い作品である。 

この作品の魅力は、鋳鉄のダイナミックさと素朴さ、そして緻密さが共に伝わってくることであろう。鉄が主成分である鋳鉄は素材そのものが力強い。また、鋳物は一度液体になるのでその流動性を生かした造形が可能であり、このモニュメントのように帽子や軍手、作業着などのリアルな表現も可能になる。

また、これは経年変化による鋳鉄の錆を生かした数少ない作品でもある。鋳鉄は一般的な鉄と違い時間が経っても腐食が進まない。その為いつまでも堅牢さを保つ。素材の特徴を熟知した作家だからこそ創作出来た作品ともいえる。

このモニュメントは、普段目に触れないところで大切な役割を果たしている「鋳物」たちと、それを作る「鋳物師」たちへのオマージュでもある。

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2018.05.19

会議活性化の秘訣(モリチュウ流?)

会議で質問が出ない・・・

わが社では月に1回幹部が集まり会議をしている。この会議は「部門長会議」と呼び、各部門の数字のチェックをしたり、お客様情報を共有している。

会議で各幹部から報告があり、その後それに対する質疑応答をする。
「それでは、何か質問、意見のある方はお願いします」というと、
「・・・・・・・」となる。よくある光景である。
しかし、これは無理もないことである。「質問ありますか」と言われてすぐにその場で質問ができるというのは、かなりレベルが高いことである。では事前に質問を用意するようにといっても、会議資料が出てくるのがギリギリになってしまうため、そこまでの時間がない。

そこで、今のままではいけないと考え、新しい方法を考えた。それは、幹部からの報告終了後3分間時間を取り、その間に質問を考えてもらうという方法である。「では質問意見を考えてください、時間は3分です。ヨーイスタート」と言ってストップウォッチを押す。3分後、「ではAさんからお願いします」と言って始める。質問意見を述べる順番は事前に決めておく。実際にやってみると、スムーズに質問タイムが始まり、途中で間が空いてしまうこともない。まったり感がなくなり、テンポが出てきた。

ちなみに各自の質問、意見タイムも3分間。質問した相手の回答時間も含めて3分間である。なので、重要な質問が先に出て、どうでもよいものは出てこない。そしてきっちり時間通りに終わる。

ポイントは「終りの時間を決める」事と、「今と同じやり方ではだめだ」と言うことに気づくこと。出来ない社員が悪いのではなく、「出来るようにしない社長が悪い」ことに気づかされた一件であった。

2018.05.18

IT化の進んだ葬儀会社を見て・・・

今日は武蔵野様主催のパクリウォーカーで、マキノ祭典様にご訪問した。

祭典という名前から分かるように、葬儀と執り行う会社である。しかし。お話を聞き、会社を見させていただいたら、「すごいことが起こっている」ということが分かった。そんじょそこらの葬儀屋さんとは違う。これは、中を見ないとでは全く分からないことである。

まずは、IT化がものすごく進んでいるということである。I-PADを全社員や派遣さんにも配布し情報共有、また、見積書を現地で作成できる仕組みを作ったり、備品の発注をGsuiteとQRコードを組み合わせて行っていたりしている。これで新入社員でも発注業務を行えるという事である。

また、お客様様のご要望にお応えするため、必要な時にすぐに動ける体制を築いている。葬儀関係は待った無しのケースが多い。そして事情もさまざまである。「何かの時に直ぐに連絡出来、しっかり対応をしてくれるので大変重宝している」とのお客様のお声も貼り出されていたが、これは社員にとっては大きな励みになるあろう。

そして何よりも、社員の皆さんが「人生最後のセレモニー」をどのように演出し、遺族の方々の気持ちを表現することができるかに腐心し、そこに誇りを持って仕事をされている姿勢を感じた。これは創業者の考え方と、それを引き継いでいる現社長の仕事に対する誇りから来るものであろう。なので、社員の背筋が伸びていて明るい。明るいなんて言うと不謹慎と思うかもしれない。しかし能天気では困るが、明かるいのはいいではないか、と私は考える。

生まれてきた以上誰でも人生の最期を迎える時がくる。その時には、このような元気で明るい葬儀屋さんにサポートをしてもらい、見送られたいものである。

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2018.05.17

塩水で「鼻うがい」がしやすい理由

もしかしたら・・・? 
「鼻うがい」のことを書いていて恐ろしい疑念が湧き上がってきた。

昨日鼻うがいについて書いたところ、多くの反応があった。特に「鼻うがいアンバサダー」(勝手に森が命名してます)の矢島専務から直接メッセージをいただけたことは大変光栄である(矢島さんありがとうございます)。

矢島専務の返信にもあるように、家内の方が私よりも早く鼻うがいを始めた。それに影響されて、私が鼻うがいを始めたと言っても過言では無い。最近矢島さんは講演の中で、「鼻うがいの話をしても、実際にやってくれる人があまりいないので、強調しない」とお話をされていた。経験者からすると、これは実はもったいないことである。

人も元をたどれば海の生物から進化してきたと言われている。わたしたちの身体を構成するおもな元素は、海水の組成と似ているとも言われている。また、羊水は、海水とほとんど同じとのこと。つまり遺伝子的に、適切な塩分濃度の塩水を抵抗なく受け入れる機能が備わっているということになる。なので鼻から入れても抵抗がない適切な塩分濃度があるという仮説が成り立つということだ。恐るるに足らずである。では何%の塩水が適切なのか。そして湯温は何度が良いのか。これについては実際に実験をしてやってみたいと思う。

と書いていて、ふと思い出した。確か、うちの家内は「私は、普通に水道水でやってるけどね」と言っていた。その時は「そんな強者がいるのか」と妙に感心をしたが、今は別の疑念が沸き起こってきた・・・。

果たして、うちの家内は、人間なのだろうか・・・?

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2018.05.16

鼻うがいは気持ちがいい。

やってみて こんなに気持ちE 鼻うがい

私は、株式会社武蔵野で学んでいる。武蔵野は経営コンサルタントなので当然、経営のことを教えてくれる。では経営のことだけかというとそうではなく、健康のことも教えてくれる。それは、専務の矢島さんが健康オタクだからである。

その矢島さんの健康法に「鼻うがい」がある。今は多少メジャーになってきた感があるが、初めて聞いた8年位前は、「一体何それ?」というのが第一印象。そして「まさか、そんなことは出来ない」と思った。子供の頃プールで鼻から水が入り、目から涙と炎が同時に出た経験がある私にとっては当然であった。

その後、塩を入れると良いという話を聞き、一緒に勉強をしている株式会社フラントの石塚社長(薬局を経営されている)に、どの位の濃さにすればいいのかと聞いたところ、浸透圧やら生理食塩水がなんちゃらと教えてくれた。

またぬるま湯がいいとのことでもあったので「まぁ適当のぬるま湯で適当の塩水でいいや」と考えて恐々ではあるが、やってみた・・・ら「あらびっくり!」である。以外にもすっと鼻に入り、しかもツンとこないではないか。それ以来、鼻うがいの虜になってしまった。今では、毎朝鼻うがいをやらないと気持ちが悪い。そして鼻が詰まると言う事は鼻うがいを始めて以降一度もない。

ではどのようにやっているかと言うと、それは言葉では伝えきれないので、今朝カミさんに写真を撮ってもらった。是非参考にしていただければと思う。

写真は見苦しいかもしれないが、「鼻うがい」はすばらしいのである。

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