社長ブログ

2018.05.15

YouTubeで朝礼を共有しています。

社員も派遣さんも同じモリチュウで働く仲間です。

モリチュウでは毎日朝礼をやっている。そしてモリチュウには派遣さんが2人働いている。派遣さんはお子様の送り迎えなどで朝9時出社。なので朝礼に参加できない。

しかし派遣さんもモリチュウの一員として働いてもらっているので、朝礼に参加をしてほしいと思っている。なぜならば、朝礼はモリチュウ全社の情報共有の場であるとともに、教育の場だからである。派遣さんも共にモリチュウで働く仲間なので情報格差があってはいけないと思うし、同じ屋根の下で働く仲間になっていただきたい。そこで考えたのが朝礼をビデオに撮って、YouTubeにアップして見ていただくと言う方法である。

YouTubeを普段使っていない私は、どうやってアップするのか分からなかったが、若手社員に任せたら全く抵抗なくすぐにやってくれた。また、派遣さんの世代も、YouTubeを見ることに全然抵抗感がないようだ。チャットワーク(社内の情報共有ネットワーク)に朝礼グループを作っておき、YouTubeのURLを貼っておく。そうすれば、すぐにクリックしてみることができる。派遣さんたちは、お昼休みの前のちょっとした時間に朝礼のYouTubeを見ている。

そして毎日、「朝礼見ました、ありがとうございます」と伝えてくれる。これは派遣さんがとても協力的だということであり、私にとっても感謝感激なのである。

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2018.05.14

評価面談

評価を伝えることは社員愛である。

今日は半期の評価面談の日である。半期の業績や社内行事への参加具合、日々の仕事に取り組む姿勢などを鑑みて評価をし、それを伝える。評価はAからCが基本だが、今回は素晴らしい成果を出した社員がいたのでS評価が出た。良い評価でも悪い評価でも、なぜその評価なのかを伝えることが大切である。頑張っている社員に対し「頑張っているね」と、そして頑張っていない社員には「頑張っていない」とはっきり伝えることが社員愛だと考える。

本人がA評価だと思っているが、会社の評価がC評価の時がある。このようにギャップがある時が要注意だ。このギャップ、つまり何が違っているかを伝え、それをなくすにはどうすべきかを具体的に伝える必要がある。

実は、自己評価が高い人ほど、仕事が出来ていない。なぜならば自分は仕事ができる思っているからである。自分ができると思っているのは、基準が低い証拠である。

それを理解させるには、具体的な例をあげて伝えるしかない。つまりA評価の具体的行動特性を伝え、ここに差があると伝えることが大事である。あとはそれを素直に受け容れるかどうか、そこが今後成長できるかのターニングポイントになる。

社員の成長を促す為、あえて厳しいことも伝えなくてはならい。でもそれが社員愛だと信じている。

2018.05.13

ザ・グレイテスト・ショーマン

日曜日はアートシーン

今日は最近大ヒットしている映画、「ザ・グレイテスト・ショーマン」について書きたいと思う。

かなり多くの人たちが既に観ていると思うが、素晴らしい音楽とダンスが織りなすエンターテイメント性の高さに加え、高い夢を持ち続けることの大切さなど、様々なメッセージを投げかけてくる、非常に感動的な作品である。

そのメッセージの一つに「アートのあり方」についての投げかけがある。当時主流だったクラシック音楽やバレエなどが真の芸術であり、それらは「高貴な人達の楽しみである」と言うのが片方の見方。それに対して、様々な特長(というかユニークさ)で対抗したのがビーティバーナムの、見世物小屋である。そこで、人はそれぞれ違っており、それが良さがあり、その人の価値であると言うヒューマニズム的主張を投げかけている。

要するに、「芸術は何のために、だれの為にあるのか」という問いかけである。これに対する答えを、バーナムは映画の最後で語っている。

The noblest art is that of making others happy. P.T.Barnam
(最も高貴な芸術は他人を幸せにすることである。ピーティーバーナム)

芸術は「グレートギャッツビー」や「肩をすくめるアトラス」とかに出てくる鼻持ちならないえせ高貴な人達の優越感を満たす道具ではない。クラシックであろうと、見世物小屋であろうと、純粋に人を幸せにするものが、真の芸術であると言っている。

私はこの考え方に全幅の賛意を表明したい。

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2018.05.12

人生最大最深の真理

絶対的真理は決して色褪せることなく後世に語り継がれていく。

「場を清め、時を守り、礼を正す」、という幸町小学校の校長先生のお話を先日書いた。昨日は「眼に見えるものさえ正せない程度で、刻々と転変して止まぬ心の洞察などできようはずはない」という日めくりカレンダーの言葉を紹介した。振返ってみると、この両方とも哲学者であり教育者である森信三氏の言葉であった。

その森信三氏の言葉で最も有名なのは「人生二度なし」である。そして、そのあとに「これ人生の最大最深の真理なり」と続く。

「人生二度なし」は、言ってみれば当たり前のことである。そしてそれは「最深の真理」であることも論を待たない。しかしあまりにも当たり前すぎるせいか、それを常日頃から意識をして行動することは意外と少ない。人生は時の積み重ねである。そして限りあることも真理である。そうなると今日一日、もっというと今この瞬間をどう生きるかが一生を決めることになる。

「自分がどのような一生を過ごしたいか」、心の声を聞くと、些末なことにブツブツ文句を言っている暇などない。理想的な「ありたい自分」に向かって意識的に行動するのみである。これも最深の真理であると言えるのではないだろうか。

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2018.05.11

伝えたい事を伝える「日めくりカレンダー」

モリチュウにはオリジナルの日めくりカレンダーがある。

日めくりカレンダーと言っても、その内容は私が様々なところで学んで来た名言を書いているものである。それを事務所やトイレに置く。男子の場合は、小便をすると目の前に来るようにしている。それでもモリチュウの優秀な社員は読まない。そこで、毎日朝礼で日めくりカレンダーを解説することにした。もう、かれこれ一年くらいになるだろうか。多分社員は同じことを10回くらいは聞いているはずである。

今日は、「眼に見えるものさえ正せない程度で、刻々と転変して止まぬ心の洞察などできようはずはない」という哲学者であり教育者である森信三氏の言葉である。

ビジネスの世界は人とのつながりで成り立っている。お客様がいたり、社員がいたり、上司、部下がいたり、協力会社の方々がいたり、全て人が介在する。そして人と人の間のやり取りをスムーズに行うためには、その人たちがどのように考え、何を感じているかを敏感に感じ取る洞察力が求められる。それを育む術が「眼に見える物を正す」行為であり、それさえできない人に成果は期待出来ないと言っているのである。要するにKY(空気読めない)では困るのである。

先日幸町小学校の校長先生のところで書いたが、場を清めると気づきのレベルが上がるという。つまり洞察力が上がるということである。正にこれが弊社が整理整頓にこだわり、それを続ける究極の理由である。

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