社長ブログ
2020.07.19
プロ野球
コロナの影響でスポーツ関係の開幕が遅れた。プロ野球も例外ではない。そして無観客試合から始まり、今は人数制限をして開催をしている。
ところで、私が子供の頃は、テレビでほぼ毎日プロ野球が放映されていた。東京ではジャイアンツ戦、名古屋では中日戦、大阪では阪神戦などである。そして、プロ選手のプレーに一喜一憂したり、「今は投手交代のタイミングではないだろう」とか言って、にわか解説者となって、根拠のない評論をしていた。そしてそれを楽しんでいた。
最近はいわゆる地上波?での放映はめっきり少なくなったが、BSチャンネルでやっていることを最近知ったので、夕飯を食べながらプロ野球を見ている。投手の配球を読んだり、新しい選手の名前を知ったり、ドラマチックな展開が起こったり(昨日の巨人岡本の逆転ホームランは圧巻だった・・・)と、楽しんでいる。
そして、もう一つ野球の良さに気がついた。それは、球を投げた後、次の球を投げるまでに時間が空くこと。そして3アウトになると、攻守交代すること。なぜこれがいいか?それは、その間にご飯が食べられるからである。
サッカーやラグビーはプレーに目が離せないため、箸を持ったままテレビを観続けているということもある。米粒を口の脇につけたままボケ面して見ているなんてことにもなりかねない。これではせっかくのご飯も冷めてしまい、夫婦喧嘩の元となる。ちょっと食材を口に運んだら、ゴールが決まっていたとかで「決定的瞬間を見逃してしまった・・・」、なんてことにもなりかねない。
なので、やはり夕飯時に野球は欠かせないのである。
2020.07.12
社長飲み会
先日久しぶりにライブでの社長飲み会があった。
社長飲み会とはグループ毎に毎月1回行われる飲み会である。1回の人数は社長を含め6人以下とし、部門横断で行う。この人数制限はコロナだからではなく、席が一体化する最大の人数が6人なので、コミュニケーション重視のこの飲み会は以前からこの様にしている。
そして飲み会では様々な質問が出るのであるが、その質問と回答を通して、社員は自分の部門外でどの様なことをやっているのかがわかる。実はこの満足度が高い。
社長は全体を見ているので当然どんなことが起こっているのかがわかる。しかし社員は他の部門のことを本当に知らない。自分の目の前の仕事を精一杯頑張っていれば当然のことである。しかしこの飲み会で部門の情報共有ができる。そうなるとお互いの理解が深まり、忙しい時に助け合える様になる。実はそういった積み重ねがあったおかげか、全社一体となって対応し、ことなきを得たことがつい先日もあった。
コミュニケーションがよくなると言う面と同時に、社員は他の部門のことを想像以上に会社のことを知らないと言うことを実感したのも事実である。「そんなことも知らないのか」は、社長としての傲りであることを肝に銘じないといけない・・・そう感じた飲み会でもあった。
2020.06.28
専門家会議
専門家会議
最近「専門家」と言う言葉をよく聞きく。「専門家会議の意見を確認して決定する」、とか「専門家によると」とかである。
実はその度に何か違和感を感じていた。
確かに専門家はその道の専門家なので特定分野に対しての知識は豊富であろう。3人寄れば文殊の知恵とも言うので、会議があり、意見をが交わされるのは問題ないしむしろ必要なことである。特に医療などの専門的な分野の話は一般の人には分からないことも多く専門家の意見を聞くのは当然である。
そして、様々な課題に対し、専門家の意見を踏まえて対策や方針を発表するのは責任者の仕事である。しかし、それを発表する際に何かにつけ「専門家」あるいは「専門家会議」を強調するのを聞くと、どうも責任逃れをしている様に感じてしまう。何か問題があった際に、「私は専門家ではないので」とか、「専門家会議の意見に従っただけなので」と言い訳にしている様に感じてしまう。
やたらと専門家を連呼する風潮が、無責任社会の象徴の様に聞こえる。課題を解決していくために尽力をしていただいているはずなのに、そう聞こえてしまうことが残念に感じる今日この頃である。
2020.06.21
グループ懇親会
少し前になるが5月末はモリチュウの臨時グループ懇親会が開かれた。
グループ懇親会とは、先週ご紹介をした実行計画グループ毎に月に1回開かれる懇親会であるが、5月末は通常に加え臨時での懇親会を開いた。ちなみに、ここは社長抜きの懇親会となるので、社長の悪口も気兼ねなく言える懇親会である(笑)。
5月25日に緊急事態宣言が解除された。
しかし、4月頭に緊急事態宣言が始まり、実際にはそれ以前から影響が出ていた飲食業は大きな打撃をうけている。モリチュウは厨房機器を製作しているメーカーに部品をご提供している関係で、その影響はやはり大きい。しかし、そこで委縮をしてしまっては今後につながらないと考え、少しでもいいので業界に貢献したいと考えた。その結果が、月末の臨時グループ懇親会である。
懇親会費用は勿論会社持ちである。上限はあるが今回の臨時懇親会はその上限から更に一人あたり2000円アップした。更に臨時懇親会とは別に、新入社員とのサシ飲みもオンライン飲み会からライブ飲み会になった。
懇親会が開かれると、必ず報告が上がってくるのだが、その結果、最近はやたらと懇親会の報告が上がってくる。
なんかいつも飲んだくれている集団の様になってしまった。だが、これも業界の盛り上がりの為。そして社員が元気に盛り上がってくれれば明日への力になる。仲良く元気な社員が最高。嬉しい限りである。
(ちなみに、人数は1グループ5人程度までとし、密を避けての開催としています)。
2020.06.14
実行計画作成
昨日の土曜日は実行計画作成を行った。
実行計画作成とは会社の経営経営計画を達成すべく、具体的にどのようなことを実行しなくてはいけないかと部門ごとに考える、ということでほぼ1日かけて行う。
ここには、先週行われた経営計画発表会で伝えられた経営計画を、より理解を深め、具体的なこととして捉えることを促す狙いと、それを着実に実行するためにスケジュール化することを目的としている。
経営計画を達成するためには様々な課題を解決していかなくてはいけないが、それを自分達で考えることがとても大事と思っている。勿論浅慮的傾向もしばしば見られるが、そこは質問を繰り返し更に深慮させる機会を提供している。そしてそのなかから自分たちで出来ることを選択し計画づくりをする。一見難しくて無理なことも外部の力を借りることで、自分達で出来ることに置き換えていくなどもOKだ。なんでも自分でやろうと思っても実際は無理で、出来ることは限られている。
この実行計画への取組も10年を迎え、古い社員が抜け、新しい社員が中心となっていやっている。質問なども以前より出るようになって来ている。そのプロセスの中で、より積極性が増してきたと感じている。活発に議論をしながら真剣に取り組む姿を見て、社員の成長を感じている。
二宮尊徳の言う「積小為大」。まだまだ「為大」には程遠いが、「積小」の先にあるものを目指して、社員と共に歩んでいきたい。