社長ブログ

2020.06.07

鳥越祭

今日は鳥越祭であった・・・本来であれば。

都内随一の重さを誇る千貫神輿が街を練り歩くこの勇壮なお祭りも、今年は当然の如く、コロナの関係で神事のみとなり、神輿はなかった。考えてみれば、神輿は強者たちが我こそはと群がる状況、汗や唾が飛び交う三密の最たるもので、中止は当然である。

毎年鳥越祭に行く。なぜなら私達の仲人が鳥越の地元にいらっしゃり、お祭りの日にお呼ばれしているからである。今年はお祭りがなかったので食事会はなかったが、毎年恒例なのでご挨拶に伺った。

ひょんなご縁で仲人をお願いし、その後、25年以上の長きに亘りずっとお付き合いをさせて頂いている。そして武蔵野の矢島専務にご縁の大切さを体に染み込むまで教えていただいたお陰で今年もご挨拶に伺えた。清々しい気持である。

今晩はビールを飲みつつ、いただいた絶品の茶飯を食べながら、鳥越の神輿をYouTubeで見ての食事。来年こそは、鳥越祭を楽しみたいと思う。

ちなみに、仲人さんのお店は菓匠「栄久堂」さん。是非お立ち寄りください!

2020.05.31

アミチュウ!

コロナの緊急事態宣言が解除され、そろそろ外食をしたいという方多いのではないでしょうか。やはり外でビールを飲んで喉をうるをして、そしておいしい食事をする、家での食事もいいけど、やはり外食は欠かせませんよね。これから梅雨そして暑い夏がやってきます。そうするとどうしても食べたくなるのが、肉!特に焼肉(ビールと焼肉・・・想像するだけでよだれが出てきます!)。

さて、以前もご紹介したことがありますがモリチュウでは焼肉の網、「アミチュウ」を作っています。アミチュウはモリチュウの鋳物の技術を活用し、ロストワックス鋳造法で作ったステンレスの網です。均一に蓄熱したグリルからの遠赤効果で、肉の旨味を引き出し、ふっくらジューシーに素早く焼き上げるのが特徴です。お肉に網目もくっきりと付き、見た目も美味!。「同じお肉でも、この網で焼くと美味しくなる」とはっきり焼肉屋さんが言ってました。

そして今回、このアミチュウ改良版をつくりました(いってもまだ試作完了段階ですが・・・)。どこを改良したかと言うと、お店の1番の悩みである「網の洗浄」をしやすくしました。同時に堅牢性も高め、偶然の賜物でもあるんですけども50グラムの軽量化も行うことが出来ました。50グラムと言えばたいした重さでは無いかも知れませんけれども、実際網の交換をする現場の方にとっては1グラムでも軽く作りたいと言うのが本音のところだと思います。

現在量産に向けての準備をしているところです。実際にデビューしたらまた皆さんにご紹介をしたいと思います。お楽しみに~!

2020.05.24

ちょっとお休み。

ブログのネタがないので、今週はお休みしました。

ちょっとだけシェアします。コロナ自粛の間もやっていたこと。
1.鼻うがい
これで健康維持をしていました。
2.早起き
大体4時半位に起床しています。
3.晩酌
夕飯時に缶ビール350mlを1本。

来週には外に行って、生ビールをぐいっとやります・・・多分。

2020.05.18

ベトナム人社員が家族とオンライン食事会

4月入社の新入社員がいる。

モリチュウでは初任給をもらったら、今までお世話になったご両親への感謝を示すよう伝えている。そして、それは家族全員でどこかお店に行って食事会などをを行うよう、「モノ」より「コト」にお金を使うよう指導をしている。しかし、残念ながら今回はコロナの関係もあり、外食食事会というのは難しかったようだ。

ところで、新入社員のうちの一人はベトナム人である。彼の家族はベトナムにいるので、当然一緒には食事に行けない。彼はどのように家族への感謝を示したのであろうか?こんな報告が入って来た。

まず、初任給からお金を家族に送る。そしてそのお金で家族は食材を現地調達、本人も食事を用意し、オンラインで食事会をしたとのこと。その和やかな様子は、その時の写真(画面に家族の写真が写っていた)も見せてくれた。一昔前では考えられない状況である。

このベトナムのオンライン食事会は直接コロナウイルスとは関係ない。しかし、コロナウイルスが、オンラインでのコミュニケーションを助長したことに、多くの人が気付いているであろう。そしてこれが「新しい日常になる」であろう。

昨日、秩父みやのかわ商店街振興組合 理事の島田さんが、NHK「明日へ つなげよう ふるさとグングン!」にオンラインで出演されていた。地元での様々な取り組みをご紹介しながら「このコロナをチャンスに変えて行きたい」とおっしゃていた。変化をチャンスに変える。

全くもって同感である。

2020.05.10

整頓には「キレ」が必要

モリチュウでは、朝礼後30分間を使って環境整備をしている。

しかし、最近整頓が出来ていないと感じられた。整頓とは、
1.物の置き場を決め、名前・数字を付けて管理する。管理責任者を決める
2.向きを揃える。置き方は、平行・水平・垂直とする。
と定義している。つまり、整頓された状態は現場に「キレ」がある状態である。

これは、なかなかイメージしにくいが、ダンスを例にすると分かりやすい。「キレッキレのダンス」はメリハリがあり、見ている方は気持ちがいい。逆にキレの無いダンスは、だらっとしていて、感動がない。

キレのあるダンスはどうすれば出来るのかを調べたら、「瞬発的に力を入れること」と「瞬発的に力を抜くこと」を組み合わせること、そして、力の出し入れのを切り替える際に一瞬「止める」という状態が出来る・・・これでキレが出るとのこと。そして、グループで踊る際にキレが感じられるかどうかは、揃っているかどうか、例えば、腕の上げた際に、その角度が同じかで決まる。

これを物的環境整備に置き換えると、実はほとんどのところはあまり気にしなくていいが、瞬間的なところ、つまり勘所(例えば表示物の角など)がぐにゃっと曲がっていないか、箱が壁に対して曲がって置かれていないかとか、あるいは物の向きが同じ方向を向いている(角度が揃っている)とかである。そして究極は、見る人が感動するかである。

そして、そういう状態でないと「気持ちが悪い」と思うようにならないといけないし、気持ち悪いと感じるよう気付きのレベルを高めないといけない。これからまた、「整頓、整頓」を繰り返し言う日々が戻ってくる(というか、それを言い続けなかったのは社長の怠慢だが・・・)。

3歩進んで2歩下がる・・・それでも繰り返す。習慣化には時間がかかる。でも諦めない。だって一歩は前進しているのだから。