社長ブログ

2018.10.17

体温を上げる。

すっかり秋めいてきた今日この頃。

朝晩の気温が大分下がってきた。インフルエンザも大分流行っているとの話を聞く。ついこの間まで「酷暑」などと言っていたのがウソのようである。急な気温の変化に体がついて行かないというのも事実である。

この様な季節は免疫力アップが求められる。具体的にはいわゆる正常な体温36,5度を維持することである。昔は36.5度が当たり前であった体温が、今では35度台に落ちてきている。交通機関が発達したり、様々な分野で自動化が進んだ関係で体を動かさなくなったとか、冷暖房完備の施設が増えたとか、食生活の変化とかいろいろ理由はあるだろうが、だからと言って、移動手段を全て徒歩に変えるのはナンセンスだし、公共施設の空調を自分の希望で全てオフにすることが出来るはずはない。今の時代に合わせて自らの健康維持法をみつけ、実行するしかない。いずれにしても体温上昇は免疫力アップにつながる。

体温を上げるのはお風呂につかるのが一番である。以前にもこのことは書いたが具体的な方法については書かなかった。その方法というのは、温度42度のお風呂に20分間肩まで浸かり、上がった後、ダウンジャケットのような保温力のある防寒着を着て20分間体を保温する。こうすると体温は上がる(はせがわ整形外科クリニック 長谷川院長より教えていただいた)。人体実験済であるので間違いない(私が自分でやった)。更に3~4日毎に行うと良いらしい。当初低体温気味であった私は、今では36.2度~36.4度の間の体温である。「未病」という言葉が市民権を得た今、健康維持は保険料削減につながり、国をも救う最も意義あるボランティアである。のんびりお風呂に浸かることがボランティアになるのである。いいではないか!

ただ、お風呂に浸かっている間に汗をたっぷり書くので、娘さんのいる家の場合は、お風呂に入る順番に気を付けた方が良いのは事実である。

2018.10.16

「まずもって」

本日は、川口青年会議所の歴代理事長会議であった。

これは、来年度の理事長が決まると行われる恒例行事であり、新理事長を応援する機会であり、同時に今年度の理事長をねぎらう機会でもある。勿論歴代の方全員が集まるわけではないが、比較的多くの方が集まる。ちなみに、青年会議所は1年ごとに理事長が交代する組織である。

その時の話と言うより、その後の二次会の話であるが、たまたまK先輩と隣り合わせになった。先輩はとても面白い逸話を沢山覚えており、二次会の間中笑いっぱなしであった。

その中の一つが「まずもって」と言う言葉についてである。これはよく青年会議所の上の方が話をする際に使う冒頭句である。しかし正直あまり一般的とは言えない。ある時、ある先輩がタイに海外視察に行った際に日本人とタイ人が集まる会合で「まずもって・・・」と挨拶を始めた。しかし通訳の方は「まずもって」という言葉を聞いたことがなかったらしく、「まずもって・・・、まずもって・・・」と口ずさみ、近くにいた日本人に「まずもってって何ですか?」と聞いたとのこと。通訳をする方はのっけから意味が分からず、ゴングなった瞬間に先制パンチを見舞われた如く、大変なショックであったことであろう。笑い話でもあるが、気の毒な話でもある・・・。

まあ、「まずもって」はまずもって青年会議所の中だけで使った方が無難かもしれないな・・・と思ったりした今夜であった。

2018.10.16

進捗会議

我が社では進捗会議を行っている。

進捗会議とは、幹部(モリチュウでは3グループ以上となる)が集まって会議を行う。どんなことをやっているか、その簡単な内容は次回のメルマガに書いてあるのでそちらを参照してほしい。

モリチュウの今年からの新たな取り組みは、有給休暇の取得促進策を導入したことである。これは年間予定を立てる際に、社員全員が前もって有給休暇を取得する日を申請し一年間の全員分の有給休暇予定を決めてしまうという取り組みである。とは言えすべての有給をスケジュールに入れるわけにはいかないので(忌引きなどが発生する可能性があるため)、3G以上は連続5日間、以下は連続3日間としている。

さて、進捗会議の話であるが、実はそれに限らず様々な幹部出席の会議がある。そして幹部が有給を取得中は幹部が指定した部下が出席をし代役をすることになっている。今までは、別の部門の幹部が代役で発表をしていた。しかしそれは全く無駄である。直属の部下が出席すると、上司がどんな内容の会議に参加をしているか分かるし、部下も発表をするので教育にもなる。一回でも体験をすると「ひとごと」でなくなる。そして、上司がどの部下を一番目にかけているかも分かる(笑)。

とにかくあれやこれや考えながら社員教育を推進しているのである。

2018.10.15

最初に食べた人・・・

味覚の秋である。

勿論、秋に限らず世の中には美味しいものが沢山ある。野菜や果実、そしてお肉、魚介類など種類も沢山ある。その中には、おいしいが一見グロテスクなのもいる。

例えばタコ。タコは生でも良し、茹でてもよし。煮ても焼いても良い。しかし姿形は正直誉められたものではない。そして、ぐにゃぐにゃ動くし、くっついてまとわりついてくる。どう見てもグロテスクである。そして私は思うのである。こんなグロテスクな生き物を誰が最初に食べたのであろうか。

例えばウナギ。ウナギは白焼きでも蒲焼きでも美味しい。土用のウナギは、実は今でいうバレンタインデーのように商人たちが作り出したイベントという話もあり、夏場は美味しくないらしいが・・・そんなこと関係なく実に美味しい。しかし、やはりヘビだかナマズだか分からないようなクニャクニャしたこの生き物を誰が最初に食べたのだろうか。

かつて人間の感覚が動物的で鋭かった頃、「これは食べて大丈夫かどうか」について直感的に分かったのであろうか。そうだとしても、初めて食べるのは勇気がいる。中には食べたら無茶苦茶まずかったとか、毒に当たって死んじゃったという人もいるはずだ。いずれにしても過去には自らの命をかえりみず食に対し勇気をもって立ち向かった人たちがいたというのは事実である。そして歴史に名を残してはいない無名の勇者たちによって、私たちは美味しい食事をすることができるのである。

味覚の秋、食のパイオニアたちに敬意を表さざるを得ない。、

2018.10.14

鋳物の街路灯

オレゴン州セーラムにある鋳物の街路灯である。

オレゴン州はアメリカ西海岸にある。シアトルのあるワシントン州とカリフォルニア州の間に位置する春から秋にかけて非常に気候が良い場所である。そのオレゴン州の州都がセーラム。そこに立ち寄った時に撮影したのがこの街路灯である。

鋳物の街路灯であるためレトロな雰囲気はあるが、いわゆるコテコテのデコラティブとは違う比較的スッキリしたフォルムである。しかし細部に目を配ると鋳物ならではの表現が沢山みられる。特に「州のマークの鋳出し」や「ハカマ(照明灯下部の太い部分)からポールにかけての曲線」、そして「ポールの縦に伸びるスリット」などがそれに当たる。そして表面の塗装がやや劣化をしているが、風景の中に溶け込んでいる。これも鋳物の特長の一つである。

街路灯だけで街が形づくられるわけではない。この写真から見てもわかる通り、街路樹、周囲の建物、電線の無い道路など様々な要素が合わさって美しい街が構成される。まさにコーディネートの力が試されるのである。

ちなみに、この美しいフォルムは地震の無いオレゴンだからこそ出来るデザインかもしれない。そういう意味では残念ながら日本の街づくりはどうしても保守的にならざるを得ない。

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