社長ブログ
2018.10.22
「出すこと」
人は食べ物を食べないと生きていけない。
「こんな当たり前のこと今さら」と思うかもしれないが、人は生きていく上でエネルギーを使うので食べないと死んでしまう。しかし同時に食べたら必ずしなくてはいけないことがある。それは「出す」ことである。健康であれば、とてもスムーズに出てくる。そんな時はともて気持ちが良く爽快である。逆に出すことが上手くできないと、非常に苦しくなる。つまり、生きていく上で「入れる」ことも大事だが、「出すこと」も同じ位大切なのである。これは自然の摂理である。
さて、「種を撒かないと芽が出ず、花も咲かず、実も出来ない」ように、人生や仕事においても、種を撒くことの大切さを説く人たちがいる。私も賛成である。そして、このように自然の摂理から学ぶことは実に多い。そうであれば「入れることも大事だが出すことも大事」である、という自然の摂理からも学ぶことがある。
頭の良い学生が大学院まで行き、その後研究者の道を歩むが、研究が目的となってしまっていて、その研究で世界をどのように変えるのかを見失っている人たちがいる。よくセミナーなどに行って様々な勉強をする経営者がいるが、学んだことに満足をしてしまい、その後何も実行しないケースも多い。これらは「入れる」ことはするが「出すこと」をしていないケースと言え、どうもすっきりしない気分である。つまり、消化不良かふん詰まり状態と言える。
かくいう私もそういう傾向にあった。なので、最近は「入」と「出」のバランス取るようにしている。頭でっかちにならず、どちらかと言うと行動をすることが大事なのである。そしてお腹がすいたらまた食べれば良いのである。
2018.10.21
ピクトサイン
日曜日はアートシーン
あるビルの中で見かけたピクトサインである。「車いす可、オストメイト、おむつ交換ができる」ということで通称「誰でもトイレ」とも言われている。
街で見かけるピクトサインはとても面白い。東京オリンピックの時よく見る一般的な男女のトイレマークがデザインされたとも聞いたが、ピクトサインは日本人はもとより、外国人にとっても分かりやすいサインである必要がある。そのため様々なところで様々なデザインがされている。似たようでちょっとひねったデザインであったり、ユーモラスなデザインであったりするので、よく観察すると様々な発見がある。
このサインは鋳物ではなくステンレス製でレーザーカットをしたものである。しかしレーザーカットはそれほど厚い板をくりぬくことは出来ず、実際出来たとしてもコスト的に現実的ではない(時間がかかりすぎるからである)。このサインの外側の枠の部分は厚みがあるように見えるが、これは板を重ねて厚みを出している。これが結果的にデザイン性を増している。
ピクトサインの製作方法は千差万別である。先日、川口の新市立高校で鋳物製のピクトサインを取り付けたが、鋳物はより立体的な表現が出来るのでそれはそれで面白い。
デザイン×製造方法=無限大・・・と考えると、ピクトサインは面白く、そして奥が深いと感じる。
2018.10.20
「ニュース」
「ニュース」をテレビで見た。ジャニーズのニュースである。
「ヘェ~意外とうまいじゃん」と思ったが、それを見ながらふと思ったことがある。「ニュース」は4人組である。そして歌を交互に歌う。一人がずっと歌うことは無い。そしてこのパターンは勿論「ニュース」だけではなく、他のアイドルグループにも言えることで、AKB48に至っては48人もいるわけである。
昔、稲尾和久という投手がいた。かつて日本シリーズで稲尾は7試合中6試合に登板し、第3戦以降は5連投。うち5試合に先発し4完投し西鉄ライオンズを優勝に導いた。この時、「神様、仏様、稲尾様」と言われたのは有名な話である。
今ではプロ野球も高校野球もここまで酷使をすることはない。アメリカ大リーグでは明確なルールは無いようだが、投球数制限的な配慮がなされているようだ。高校野球でも複数の投手が継投で優勝を目指すスタイルが当たり前になり、かつてのように一人の投手が連投し、ドラマを演出するということは少なくなった。今年話題となった金足農業高校の吉田輝生投手のような活躍をすると、マスコミが「休ませろ」と叫ぶようになった。時代の変化である。
アイドルの世界も同じで、一人の飛びぬけたアイドルではなくグループで歌うようになった。これは野球でいう継投策と一緒で、一人ののどの負担を減らすという配慮がなされているのかもしれない。
高校野球やアイドルのスタイルの変化から見えることは、一人の飛びぬけたカリスマ社長が経営する時代から、社員とともに歩む経営へと変化している、そしてそれはもう20年前からそうなってきているということである。
なるほど、社長が「オレがオレが」とやっていると、社員から「オレオレ詐欺社長」と言われてしまう時代なのであろう。
2018.10.19
傷にも効果、鼻うがい
「鼻うがい」について以前に書いたことがある。
「鼻うがい」は「鼻洗浄」とも言われているが、花粉症や風邪予防に非常に効果がある。効果があると断言できるのは、自分自身で鼻うがいを始めてからほとんど風邪をひかないからである。そんな中、先日弊社の新入社員から「社長、僕も鼻うがいを始めたんですよ」と言われた。これを聞いて、モリチュウにもこんな変態が育ってきたと、とても嬉しく感じた次第である。
さて、皆さんは「鼻くそ」をほじるだろうか。多分ほとんどの人がほじると思う。どんな美人でもほじるであろう。かく言う私もほじる。実は、つい先日いつも通り鼻くそをほじっていたら、鼻の中を傷つけてしまった。少々腫れてている感じで痛かった。私の鼻うがいは、ぬるま湯の塩水で行うのだが、少々染みるかもしれないと恐れながら、いつも通り鼻うがいをした。そしたらなんと、数日のうちに腫れが引いてあっという間に痛みが引いてしまった。
塩水なので殺菌効果はあるだろうが、鼻の中を直接殺菌するには鼻うがいしかない。風邪をひかないというのも、汚れを洗い流す以外にこのような殺菌効果があるからであろう。
なので、鼻うがいはぬるま湯の塩水で行うのがお勧めである。これが「我が体験的鼻うがい論」である。
2018.10.18
社長飲み会
本日は社長飲み会であった。
社員をグループに分け、グループ毎に基本毎月1回開催する。グループは最大でも社長を入れて6人以下。なぜならばそれ以上になると、場が二つに分かれてしまい一体感が出ないからである。
今日の飲み会には内定者のY君も参加をしてくれた。「会社に入る前から飲み会に参加させるのはいかがなものか?」と思う方もいるかもしれないが、勿論強制ではないし、ノミニュケーションはモリチュウの文化になっているので余り緊張をすることなく参加できる雰囲気がある。実際、今日は最年配のNJさん方も参加していたが、お互いジョークの飛ばしあいをしており、ジョークの中身は別として、Y君ととても仲良くなる良い機会になったようである。ただ、NJさんのジョークはもう少し研磨する必要がある(磨き上げるということ笑!)。
飲み会は社員からの質問を受付けて、それに対し社長が答えるという流れが主である。このスタイルを始めた当初はあまり質問が出なかったが、最近ではとても良い質問が出るようになってきた。
今日の各自の感想は、
「若い社員の人たちと一緒にこのような機会を持てて嬉しい」。
「(モリチュウで)バイトをしていますが、疑問に思っていたことを社長に答えてもらって勉強になりました」(内定者のY君はモリチュウでアルバイトをしている)。
「近いところで働いているにもかかわらず、大事な情報を聞き取れていなかったことに気づきました。すぐに対応をします」。
「普段あまり一緒に仕事をしない部門の方の話を聞き、どんなことが起こっているのが理解できてよかったです」。(社長飲み会は部門横断でグループを構成します)。
本音はどんな気持ちが分からないが、多少なりとも楽しい機会になればよいと思っている。尚、この飲み会も武蔵野様から学んで行っている。