社長ブログ
2018.10.13
トイレの鏡
ブログ200回記念です!
昨日、出張で新潟に泊まった。
燕三条に工場があるので、定期的に様子を見に行くが、時にはそのまま宿泊をすることがある。宿泊はいつも決まったビジネスホテルに泊まる。基本的にはシンプルで奇麗であり、フロントの対応もよく、朝食もおいしいので特に不満はない。ただ、そのホテルに泊まるといつも思うことがある。
それはトイレと鏡の位置関係である。そのホテルの部屋にあるウォールミラーは、トイレのドアの前に位置している。更に詳しく言うと、鏡はトイレの外にあり、そしてトイレの中からドアを開けると、鏡が見えるという位置関係である。つまり、ドアを開けたまま便座に座ると、目の前に鏡があるという位置関係である。
皆さんはどうか分からないが、一人で泊まっていて、「大」をもよおしてトイレに入ったときに、いちいち扉を閉めるだろうか。私の場合は面倒なので閉めない。そして「大」をしようとすると、目の前に鏡があるので、便座に座った間抜けな姿が映し出されるわけである。何ともやるせない気持ちになる。「ドアを閉めればいいじゃないか」と言うかもしれないが、それは違う。少しでも時間を有効に使いたいと思えば、ドアを開け閉めする時間も惜しむのが当然だ。
ちなみに、別のホテルでは、「小」をしようとトイレに立つと、目の前に鏡があり、それほど立派なものでもない「モノ」が鏡に丸写しになることもある。
鏡はどこで何が写るか予想できないことがある。なので設置場所には細心の注意をしてほしい。
2018.10.12
理系の方が国語能力がある?
先日、社員と話をしていて、面白いことに気が付いた。
その社員は理系の学校出身であったが、なんとセンター試験の国語はほぼ満点であったということである。そんな優秀な社員がモリチュウにいるということに今更驚いた訳ではあるが、同時になぜ理系の人が国語で良い点数が取れたのかが不思議であった。
かく言う私は、国語の点数が良くなかった。学生時代は比較的読書は好きであったが点数が取れなかった。そんな自分の経験と今回の話を照らし合わせて「そうか」と合点がいった。
読書好きの人は、作者の意図や行間から出てくるメッセージを読み取ろうとしたり、登場人物の言葉から想像をしたりイメージを膨らましたりする。つまり想像力豊かなタイプである。しかし国語の試験の場合、出題されている文章の中から答えを見つけることが多い。理系の人は物事をロジカルに考えるので、「こうなって、こうなるから、こうなる」と思考を進める。なので、問題に対する答えを論理的に文章中から見つけることができるのである。つまり、国語の試験問題の答えは、ロジカルに導き出せることが多いということである。そして私の様に文章を読んで勝手な想像ばかりしている非論理的タイプの人は国語の点数が取れないわけである。
同じ国語能力といっても、「国語の問題の答えを見つける能力」と「書かれた内容を理解する能力」と、「文章から出てくる感情を想像し世界観を広げる力」を混同してはいけないと、思った次第である。
2018.10.11
特別感
今日、川口駅で「銀座アスター川口賓館」の石川支店長にお会いした。
実は普段と雰囲気が違ったため私は気が付かなかった。しかし石川支店長が私にお声をかけてくれた。そしてお話をする中で、モリチュウのメルマガを読んでくれていたり、ブログに目を通してくれていることが分かった。更にブログの内容もよく覚えていただけており大変感心すると共に嬉しく感じた。
さて、嬉しく思った私はどう思うか。当然であるが、「近々、アスターに行かないとなぁ・・・」とか、「何かの機会にはアスターを使おう」と思う。更に、「こんなに気を使ってくれる支店長なんだよ」と周囲に話をする。
同様のことが他にもある。
いつも会社に行く前に行くセブンイレブンがある。そこではほぼ同じ方(複数)がレジにいるが、私が行くと何も言わずに「はい」とホットコーヒーのレギュラーを渡してくれる。先日は他の方に対し、「今日は○番のたばこ、いれときますか?」と言って勧めていた。当然勧められた方は「そうだな」と言って嬉しそうに購入をしていた。「いつもの」と言って「はいよ」と出てくるのは常連ならではであるが、常連客は無意識のうちにこの「特別感」の中にいるわけである。
つまり「覚えていてくれる」というのは、とても嬉しいことであり、そこに「特別感」である。
究極的な接客は、いつも来てくれるお客様に対し「いつもご利用いただきありがとうございます」と言えることなのであろう。
2018.10.10
メイラード反応
今日はある焼肉屋さんに行ってお話を聞いた。
その中でとても面白い言葉に出会った。というよりは厨房機器に使われるバーナーや五徳を制作している会社の者としては今更お恥ずかしい話でもあるかもしれないが、その言葉は「メイラード反応」である。
美味しさを表す言葉は多種多様であるが、加熱によって香ばしさや風味を醸し出す際に食材に起こる反応が「メイラード反応」である。専門的には「食材に含まれるアミノ酸やタンパク質と、糖が結びついて化学反応を起こし、褐色物質であるメラノイジンや香味成分を生成する」とのことだが、具体的には、「お肉が焦げたときに漂ってくるかぐわしい香り」をはじめ、「トーストやせんべいの焼き色」、「ご飯のおこげ」、「ホットケーキのきつね色」、「コーヒーやチョコレートの色」もすべてこの反応に因るとのこと。なんと、多くのおいしい食事はメイラード反応のお陰であることが分かる。
さて、モリチュウで具体的に携わっているのは、焼肉の分野だ。そして焼肉にとっておいしさの重要な要素は「焼き目」だ。これも紛れもなくメイラード反応という化学反応の成果物である。そして美味しく焼くには「焼き目」と「余計な油を落とす穴」が必要になる。
そして、少々宣伝じみてしまうが、このたびモリチュウは、メイラード反応をより効果的に促進する、つまり同じお肉でもおいしく焼けるのステンレス製鋳物網(ロストワックス)「アミチュウ」を復活させた(昔作ったことがあるが、今回復活させた)。多くの焼肉店でこの網が使われることが、数多くの焼肉ファンの満足度アップにつながると思っている。これこそ、お客様のお役に立てるとてもやりがいのある仕事だと感じている。
2018.10.09
お客様訪問の記録
今日は遠方のお客様訪問である。
車で片道3時間半かかるが、大切なお客様であり、部下との同行でもあるので全く気にならない。そしてお客様訪問をする際に大切だと思うことは、勿論訪問そのものも大事であるが、その時の話をメモしておき。次に生かすことである。特にクレームについてはしっかりと対応をしなくてはいけない。
よくあり勝ちなのは、訪問した後メモを取るが、そのまとめをせず、更にそこで出た課題に対応をしないでそのままになってしまうパターンである。実は私にもよくある。しかしそれを「しょうがないよね~」とそのままにしてしまう訳にはいかない。そこで今回の様なパターンの場合、途中のサービスエリアで休憩を取りながら振り返りを行い、訪問メモのまとめを作ってしまうと言う方法をとっている。
長距離なので当然ながら途中休憩を取る。そこでコーヒーでもみながら振返りをし、タブレットを使ってまとめを作る。特に今回は二人で行ったので楽勝である。一人だと面倒くさくてやらないことも、他の人と一緒に行うと結構出来てしまうからである。そしてそのまとめの体裁を整えると「打ち合わせ記録」が出来てしまう。訪問した翌日の打合記録が届いたらきっと喜んでいただけるのではないかと思う(本来はその場で作るのが理想ではある。そういう会社を知っているが、レベルが高すぎるのでモリチュウでは現状不可能である・・・)。
今後はタブレットにするかノートPCにするかは別として、「Googleドキュメント」で共有しながらメモをまとめれば、もっと効率が良くなる。まだ出来ることは沢山あるが、少しづつ改善をしていくつもりだ。