社長ブログ
2018.11.25
レリーフ
前回はモダンな建物に使われる鋳物を紹介したが、今回は「ザ・鋳物」的コテコテの鋳物である。
これは東京駅丸の内側にあるとあるビルの扉である(ビルの名前をメモするのを忘れてしまった)。とても有名なビルなので知っている人も多いと思う。歴史と格式のあるビルであるが、そこに当時の財力と権威を示す象徴として、重厚な鋳物を使った門扉が設置されている。
この門扉はかなりの重量があるため構造と施工に大変な苦労があったことは想像に難くないが、きっと対外的な信用を示すためにも、このような立派な門扉が必要があったのであろう。今ではなかなか作るのが大変な門扉である。
そしてここに使われているのはブロンズ鋳物。そしてこの重厚な唐草文様の繊細な凹凸は鋳物でなくては出来ない表現である。いわゆる鋳物らしさを最も分かりやすく伝えている事例と言えるであろう。
2018.11.24
定期的な行事〜髪を切る〜
ほぼ2か月ぶりに髪を切った。
私は、一度決めると基本的に変えない。EGで言うと「柔軟性が左より」ということになるが、余程のことがないと変えない。なぜならば変えると「面倒」だからである。かつては若干色気もあったので、「あーでもないこーでもない」と言っていたが、今では色気を出しても振り向いてくれる人もいないので、「いつもの」と言えば分かる方が楽。なので変えないのである。
普段から「変えるのは面倒」と何気なく思っていたのだと思うが、振り返ってみると今回で「ご来店回数136回目」となるので、平均2ケ月に1回と考えると、136÷6=22.6となる。つまり、約23年間は同じところに通っているということになる。実際には2ケ月以上放っておくこともあるので、24~25年は通っているということになるであろう。
髪が伸びてくると「そろそろ髪を切ろう」と考え「いつ行こうか?」とスケジュールをチェックするのであるが、よく考えたら平均2ケ月に1回なので、切った日の二か月後に予約を入れてしまえば予約完了であり、後が楽である。なぜ今までこんな単純なことに気が付かなかったか不思議であるが、このように先のスケジュールを決めるということは、時間管理において100%効果があるということは間違いないであろう。
※EGについては11月20日のブログを参照のこと
2018.11.23
年中行事
今日は毎年恒例のラグビー観戦の日だ。
毎年11月23日は大学ラグビー観戦の日である。黄色く色づき始めた東京外苑の銀杏並木の道を歩きながら秩父宮ラグビー場に行く。キックオフは午後2時である。
ラグビーの試合の内容はさておき、この恒例行事が今年で25年間続いているという事実に我ながら驚いている。継続は力なりと言うが、実際この恒例行事が継続しているには訳がある。
一つは、一緒に試合を見に行く先輩がいることである。もう一つは、毎年日程が決まっている。つまり先の予定がすでに決まっているということである。最後は、とても楽しいということである。
この三要素を意識すると会社の活動も継続できるのではないだろうか。まずは一人でやらずにグループで活動をするということ。一人では心が折れてしまう可能性があるが、仲間と一緒に行えば頑張れるということは沢山ある。そして出来るだけ先までスケジュールを決めておくということ。最後に目的と目標を明確にし、達成した時のイメージを出来るだけ具体的に描くということであろう。
繰り返すが、「継続は力なり」である。そして、そのためには単純な精神論や根性論ではなく、継続できる仕組みを整える必要があるのではないだろうか。
ちなみに、本日の試合は我が校の勝利に終わったので、大変満足な一日であったことは間違いない。
2018.11.22
「電話」
電話は嫌いだ。
電話はいつかかってくるか分からない。こちらの都合に関係なくかかってくる。そしてそれによって時間を奪われてしまう。「7つの習慣」を書いたスティーブン・コビー氏は、「緊急だが重要ではなこと」の一つとして「意味のない電話」を上げている。要領を得ない長電話は無駄の極みである。
モリチュウでは「3分以上の電話は無駄話とみなす」というルールがある。電話をしていると仕事をしていると勘違いをしているケースがある。また、相手の大切な時間を奪っているということに気が付いていない。
今はITがこれだけ進歩をしているので、数字や文字など大切な情報はメール等で送り、その確認として短時間の電話をすることでほとんどが事足りる。逆にコミュニケーションが大切な場面では、電話をあえて使うことはある。これは電話を使う目的が明確であるから問題ない。
今日、ある協力会社様に少々早いが年末のご挨拶で伺った。そこの会社に着くと先方の社長が電話をしていた。しかも大分長く話をしている。「うーん、この社長は電話好きで、長話しが好きなのかなぁ」と少々不安に思っていた。電話が終わって事務所に中に入っていくと、「いや~、今お宅の〇〇さんと話していて・・・」とのこと。なんと、長電話をしていたのはうちの社員ではないか・・・(実はその社員には、電話が長いと何度も注意している・・・)。ルールは作ったが、まだまだ魂が入っていないことを自覚した今日であった。
2018.11.21
内定者勉強会
来春入社する3名の社員の勉強会を本日開催した。
「開催した」というよりは、「開催をしていた」と言った方が適切な表現であろう。これは昨年から始めたことであるが、新人に出来るだけ即戦力で働いてもらいたい思い、その為には、内定段階で会社のことや扱っている商品について教える必要があると考えて始めた。
昨年は私が教えたのであるが、これは実は理にかなっていない。どうしても専門的になりすぎてしまうし、無意識のうちに専門用語が飛び出してしまう。武蔵野の小山社長からも「社長が新人に教えるなんて愚の骨頂」と教わっている。そこで今回からは、今年4月入社の新入社員に先生役を行ってもらっている。
「え、そんな新入社員に教えさせて大丈夫なの?」と思われる方もいると思うが、その通りである。大変不安なのである。しかし、新入社員が知っている範囲の内容であればムリなく伝わると思うし、新入社員も間違ったことを教えてはいけないと考え、事前に確認をする。これがまた本人の成長につながる。そしてもし間違ったことを教えても遅かれ早かれ分かるから良いと考えている。
また内定者には私から「今年入った先輩だから、間違ったことを教えるかもしれないけど、まぁ多めに見てね。でも70%はあっていると思うからさハハハ・・」と伝えている。なんて優しい社長なのだろうを我ながら思う今日この頃である。