社長ブログ

2018.12.14

内定者の親御様

本日は内定者Aさんのお父様とお会いした。

モリチュウでは毎年内定者が決まると可能な限り親御様とお会いするようにしている。こちらから出向くこともあれば、モリチュウにご来社していただくこともある。今までで一番遠いのはベトナムである。今モリチュウで大活躍しているベトナム出身のCさんの家にも行き、ご両親とお話をした。その後3回ほどお邪魔し、食事もしている。なので今では行くと「ただいま」と言いたくなるような感じだ(これは少々極端か・・・?)。

それはさておき、今日はモリチュウまでご来社いただいたが、目的はモリチュウのことを良く知っていただきたいということと、どんな社長が経営をしているかを知ってほしいということである。なのでこの時は私も大分緊張をする。大切な息子さんや娘さんが務める見たことも聞いたこともない会社は、どんなとこなのか、親であれば多少なりとも気になるのが普通である。なので少しでも不安を取り除ければということで、行っているわけである。

私と話をして不安が解消されるかは、それこそ不安だし、却って煽ることにもなりかねないが、それでも毎年行っている。親御さんにも是非内定者のサポーターになってほしいと切に願っている。

2018.12.13

怠け者対策?

昨日「怠け者」のことを書いた。

そうしたら、友人の谷君から「怠け者をみつけたらどうすればいいでしょうか」との質問があった。それに対し「怠け者にしないことです」と書いたら、「禅問答みたいだなぁ」と言われてしまった。至極もっともなことである。

正直なところ、「怠け者」に対し「働き者」に変わってくれと言ってもそれはかなり難しいだろう。なので見つけたらどうするかと聞かれれれば、最初の答えは「諦めなさい」ということになる。実際はそれしかない。しかしそれでは困るので、どうするかと言うと、次は「お金」である。条件をつけ目の前にニンジンをぶら下げて頑張ってもらう。これが現実的であろう。しかし、それも正直なんか気分的にしっくりこないのも事実である。

あとは「社長の姿勢」という方もいた。そうなると、私なんかは非常に後ろめたい気持ちになる。確かに社長である私も怠けたいと思う事があるんだから、社員がそう思うのは当然。「あいだみつお」ではないが、「にんげんだもの」と言って慰めたいところであるが、現実そうも行かないのも事実。

そうなると、最終手段は「怠け者を入社させない」となる。面接の時に聞く質問を考えたり、適性検査などで探る。極端な怠け者でなければ後で訓練でなんとかなる可能性はある。やっぱりなんでも初めが肝心。入口でジャッジするのが最も正しい方法かもしれない。

2018.12.12

コミュニケーション

以前にもコミュニケーションについて書いたことがあるが、これはどれだけ強調してもしきれない位、組織を円滑に運営していくうえで欠かせないものである。

コミュニケーションを円滑にする方法は色々あり、その手法も様々である。では逆にコミュニケーション悪くする原因はなんであろう。それは、社長や上司が部下に声をかけなかったり、話を聞く機会を作らないなどがある。しかしそれ以上に根本的な要因は何かと考えたとき、それは「怠け者の存在」である。

「怠け者の存在」は、どのような影響を及ぼすか。それは一生懸命やっている人の不満を招く。そしてその不満がコミュニケーション悪化を招く。コミュニケーションの悪化が結果的に業績悪化を招く。そして、業績が悪いと社員が不満になり、会社が暗くなる。会社が暗いと更にコミュニケーション悪くなり、更なる業績の悪化を招く。コミュニケーションの悪化がなぜ業績悪化を招くのかと言えば、それは全てにおいてスピード感がなくなるからである。

なので、1人の「怠け者」の存在は、その人が単に怠けているにとどまらず、会社全体に大きく影響する問題なのである。ほとんどの人は出来る力は持っている。しかし「これは、自分の俺の仕事じゃない」、「この仕事は他の人のほうが上手くできると思う」と言った発言をして逃げる人がいる。それは単に「私はその仕事をしたくない」と我が儘を言っているに過ぎない。そして、自分の仕事を周囲にすべて丸投げするような姿勢が見えたら、それも要注意である。なぜならそう言った類の人は「怠け者」だからである。

2018.12.11

凪ラーメン

昨日の「ガイアの夜明け」を見た方はいるだろうか。

そこで紹介されていたのが、経営者仲間で共に学んでいる「凪ラーメン」の生田社長であった。生田社長は「罪悪感のないラーメン」の開発を目指し、「ベースフード」様と一緒のコラボして「糖質50%, カロリー30%オフ」の新ラーメン「ベースラーメン」を開発した。

これは、我々にとって大変うれしい話である。まず第一に基本的にラーメンは美味しく食べたい。また、飲んだ後どうしても食べたくなる時がある。しかし、カロリーや糖質、塩分、脂肪が多く健康食とは言えず、どうしても「あー食べちゃった」と食後の罪悪感を抱くことがある。そこに挑戦し出来たのが「ベースラーメン」である。

かく言う私も、段々ラーメンを控えなくてはならない年齢なのだが、これであれば「不安」「罪悪感」なく食べられそうである。味やコシではなく、「罪悪感」に挑んだ生田社長、そして麺を提供しているベースフード様にあっぱれである。

2018.12.10

プロセス

今、プロセスに注目をしている。

プロセスとは「過程、工程」といった意味だが、どんなことでも、何か結果を欲したり、あるいは目標達成のようなゴールがあり、ゴールがあるということはスタートもあるということである。

そしてスタートからゴールまでの「過程、工程」がプロセスなのであるが、この工程が「ブラックボックス」になり勝ちである。それを無くすためにプロセスを明らかにする必要が出てくる。そしてプロセスが明らかになることで、どこがボトルネックになっているかが見えてきたり、属人的になっている業務が見えてきたりする。

今のデジタルの時代はこのプロセスが見えずらくなっている。ITの発展で、何か情報をインプットすると、コンピュータが計算をしてすぐにアウトプットが出てくる。そして結果には注目するがそのプロセスには注目をしないか、あるいは分からないままその結果を受け入れることが当たり前になっている。このようなことが習慣になっているため、「なぜ」を考える機会が減少しているように思える。

何事においても結果が大事であることは論を待たないが、同時にその結果が生まれたプロセスは注目に値するし、結果を変えるにはインプットを変えるか、プロセスを変えるしかないことは、認識をしておく必要があるだろう。