社長ブログ

2018.10.02

ご縁の自覚

「ご縁の自覚」

今日の「モリチュウ日めくりカレンダー」のタイトルである。
「今の自分があるのは全てご縁のお陰であり、全てのつながりの結集である。そして今日のご縁が未来を作る。ご縁は来るのを待っているだけではなく、自らつかみ取る姿勢が必要だ」といったことを話した。

先日ある情報をつかむ上で、看板にある電話番号を見つけ電話をしたところ、なしのつぶてであったがその後何度か連絡をしたらご縁がつながった。それが今実を結ぶかもしれない。そして、今日はイアンさんというアメリカ人と一緒に食事をした。彼は非常に面白い人であり、爆笑の二時間半、英語と日本語を織り交ぜて考え方の違いを共有するのはとても刺激的である。

こんな彼との出会いは、川口駅前に借りているレンタルオフィスでたまたま私から挨拶をしたのがきっかけである。そして今月彼の両親が日本に来るので一緒に食事をする約束をした。勿論ここから何が生まれるかは分からないが、何かが生まれる可能性はある。人生の楽しみである。

何が起こるか分からない未来に対しては、自ら立ち向かっていく姿勢が必要だ。勿論どうしようもないこともある。そういう時は、つべこべ言わず受け入れる。つまり諦める。しかしそれでも自分で出来ることは山ほどある。要するに自分に負けないことが最も大切である。

2018.10.01

社長のかばん持ち

「社長のかばん持ち」を始めた。

実は今日で2回目である。「かばん持ち」と言うと偉そうに聞こえるが、実際に社員にかばんを持たせて社長がふんずり返っている訳ではない。社長に一日同行してもらうということである。

若手社員が増え、教育のスピードが間に合わないと感じ始めている。そして今日は2019の内定式でもあった。更に新しい人財が会社に入ってくる。そうなると先輩上司のレベルを更に上げていかないと会社が成長をしていけないことになる。「では教育の機会をもっと作ればよい」ということになるが、集合研修では効率が悪い。なのでオン・ザ・ジョブ・トレーニングというと恰好は良いが、いわゆる五月雨式に教育をしていくしかないと感じ、「かばん持ち」を始めたのである。

正に、社長がデスクワークする際には脇に立ち(時には座り)、営業先には一日同行するため、社員もきつい。しかし、社長がどのように仕事をし、そしてなぜそのように仕事をしているかをコメントするので、社員は「なるほど」と思う。また、時々こんなことで困っているといった話もする。それにより、社長が今何を考えているのかが伝わる。時々「こんな風に仕事しているんだけど知ってる」と聞いて、社内のシステム化の理解度を確認したりする。そして同行中、隙間時間を使って社員にどんどん質問をさせる。内容はどんなことで良いと言っている。社員の不満の多くは「私は知らない」ということである。社長同行の際に質問時間を設けることで「知らない」と言うことが少なくなる。

更に、社長同行が終わった後モリチュウ恒例の「気づき3点」のボイスメールが全社一斉で流れるので情報共有がなされる。教育のスピードを上げるため、今後1年間は各社員一か月に一回、社長同行がある。これは社員にとってきついことであるが、きっと満足度も高いものになるはずである。

最後に一言。実は一番きついのは社長である。なぜなら社員の目があるので絶対にさぼれないのである(笑)。

2018.09.30

豊海小学校

一昨年に施工を完了した、東京都中央区豊海小学校である。

写真をよく見てほしい。正面からみると、ほとんど縦格子の単純な門扉に見える。しかし斜めから見ると波模様が浮き出てくる。縦格子の形状を工夫することでこのようなデザインが可能となる。つまり門扉の前を歩いて通ると、一歩ずつ門扉の見え方、つまりデザインが変わってくる。

時々同じような見え方をするガードレールなどがあるが、これは二次元の世界の話。鋳物は3次元の世界であるため立体的であり、その変化する姿のダイナミズムが全くちがう。普通の絵本と、飛び出す絵本の違いに近い感覚であろうか。

鋳物と言うとデコラティブなデザインであったり、コテコテの唐草模様のデザインを想像する方も多いが、それは平面的な世界の話し。視点を変えると鋳物の面白い使い方が見えてくる。これはその事例のひとつであろう。

ちなみに、デザインの基本コンセプト設計は森雄児である。

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2018.09.29

昨日の夢

昨日変な夢を見た。

なんと、パンツ一丁で電車に乗っているのである。そして(多分)西川口駅から乗り、我が家最寄りの川口駅で降りるはずが、こともあろうに川口駅で降り損ね、赤羽に向かってしまった。丁度車両と車両の間に近いところに立っていて、しかもよく見ると、白いブリーフである。「参ったなぁ、こんな格好でどうやって家に帰ろうか・・・?」と絶望感にひたりながら途方に暮れていたところで目が覚めた。

なんでこんな夢を見たのだろう・・・それは今朝、かけていた布団が脇の方に追いやられていて寒かったからである。寝るときは少し暑く感じるときもあるが、秋になると明け方にめっきり冷え込む・・・。それで半裸の夢を見てしまったわけである。起きたときは何とも言えない安堵を感じると同時に、疲れた朝であった・・・。

私は何かあると、そこから何を学ぶべきかと自問自答する習慣があるが、明け方寒くなる季節になったと言う認識のもと、毛布をかけて睡眠に臨むべきだと悟った。しかし、家内は逆で「それでは、寝るとき暑くて余計に布団を蹴飛ばしてしまうから、毛布は掛けない方が良い」と言う。

家では家内に頭が上がらないので「そうですか」・・・ということで今日も毛布ナシで寝ることになった。「やってみてから考えよう」と常に社員に行っている手前、もう一度今日も毛布ナシで寝るしかない。明日の朝も半裸の夢を見たら対策を「考え」ることにしよう。

めっきり冷え込んできた昨今、皆さんも半裸の夢をみないよう気を付けていただきたいと思う。

2018.09.28

スカイライナーと指紋認証

昨日は大連からの帰りの話を書いたが、実は行くときに感じたことが2つある。

ひとつはスカイライナーである。スカイライナーに乗ると車両の前方にモニターがある。どこ行きなどの表示が日本語だけでなく、確か中国語や韓国語でも表示される。そのような案内は良いのであるが、時々先頭車両についているカメラの映像が流れる。それ自体は非常に興味深くまるで小さい時に運転席に乗った時の気分を味わえる。しかし、昨今の多発する人身事故を考えると、いかがなものかと感じてしまう。やはり偶然とは言え、そのような場面を多くの人が目にしてしまうような事態は避けるべきではないかと思う。正直気の弱い私はヒヤヒヤしながら電車に乗っていた。

二つ目は、指紋認証。最近は大分メジャーになってきたが、出国の際に指紋認証で快適に出国手続きができる。以前は長蛇の列に並ぶことがあったが一度指紋を登録をしてしまうと「チリーン」と言った感じの音がなれば通り抜けることが出来る。約30秒程度である。今後は多くの人がこれを利用すると、スムーズに出国手続きが済む。言ってみれば、高速道路での現金払いとETCの違いといった感じである。

そういえば中国入国の際も、指紋の画像を取られた。そうしないと入国出来ないのでしょうがないが、このようにして個人情報がどんどん集められていくんだなぁと感じつつ、是非犯罪やテロの防止に役立ててほしいと感じた。

世の中はどんどん進んでいく。