社長ブログ

2019.04.21

アートサイロ

麻布にある異彩を放つこの建築はアートサイトと呼ばれている・・・と思う。

思う・・・というのは、実は写真の脇にサイロ状の建物があり、そちらは間違いなく「アートサイロ」である。(写真に右派移っていないがサイロ状の建築の一部に30年位前であろうか、モリチュウで手がけたアルミ鋳物がある。

そしてこの写真は「アートサイロ」の一部なのか別の建物なのかは分からないが、何とも面白い建築である(ちなみにモリチュウは絡んでいない)。

設計も誰が行ったのか調べて見たが分からない。何となく梵寿綱氏の建築を思わせるが、実績には載っていないようである。いずれにしてもガウディを思わせるような目を惹く建築である。

個人的にはメタルのジョイント部に鋳物が使われると非常に面白いと感じる。最近は天井を貼らずにダクトを見せているお店も多いが、あえてジョイント部を見せる建築は個人的には好きだ。

賛否両論はあるが、このような「遊び」のある建築が増えるといいなぁと思う。そのためには施主と建築家とメタルアートに携わる人たちが直接つながる必要があるのである。

アートサイロ

アートサイロ

2019.04.20

お休み

今日はお祝い事があり、お酒を飲んで遅くなったので
お休みです。

2019.04.19

組織論

理想的な組織の形とはどのようなものだろうか。

昔から、組織の基本形はピラミッド型である。いくつかの階層に分かれているいわゆる三角形であるが、それが今のスピードが求められる時代にはややそぐわなくなってきている。いちいち階層ごとに伝言ゲームをやっていては時間もかかるし、情報の正確性にも疑問が出てくる。

そして、IT技術による情報の循環の仕方を考えると、ピラミッド型組織がそぐわないことは一目瞭然である。メールでもCCで組織の階層に関係なく関係者に同時に送ることが出来るので、この場合は文鎮型組織ということになる。逆にそうでないとスピードが落ちる。

そして、よく推理小説などに出てくる警察の組織のどちらが主導権を握るかといった例からも分かるように、お互いのメンツやプライドが関わってくると、より面倒なことになる。

以前からの画一的な組織の形はIT技術の進展により時代に合わなくなっている。つまり組織の形はこうあるべきという固定概念は捨てなくてはいけない。ポイントは「目的は何か?」であり、そのためにどのような組織が良いかをフレキシブルに考える必要がある。そして「目的」さえ理解しあい、お互い共助の精神があれば、それぞれがどう行動すべきかおのずと見えてくるはず。

このようにシンプルに考えるのが一番である・・・と思うのであるが・・・。。

2019.04.18

幹部と共通の認識

本日は、武蔵野様の研修で、幹部と来期の数字を作っている。

モリチュウの期首は6月なので、今年の6月から来年の5月までの売上や利益の計画を作っているわけである。来期の計画は社長として「こうしたい」と言う思いがあり、それを社員に伝えるのが通常の方法であるし、実際モリチュウもある意味そうである。

しかし、それだけでは社員は動かない。なぜならばそれは「与えられた」数字だからである。なので、幹部にも来期の数字を作ってもらっている。まず、「どの位の経常利益にしようか」と聞き、その後「お給料はどのくらい欲しい」と聞き、「好きなだけあげる」と言うと、喜んで好きなだけの金額を言う。「人も増やした方が楽だよね」ということで人も増やす・・・。そうすると、とんでもないくらいの売上と粗利益を上げないといけないことが分かり、そう甘くはないことが分かる。

ここで、「厳しい現実」にぶちあたる。

この「厳しい現実」を共有して、初めて「ではどうするか」、と真の「現実的前向き」な会話が始まるのである。そして結果的に社長の描いていた数字と幹部の計画した数字がなぜかほぼ一致する。こうなって初めて、社員にとっても「自分の数字」になるのである。

2019.04.17

ラッシュ(朝の電車はすさまじい)

先日久々に朝7時半に電車に乗った。

それはそれはひどいもので、すさまじいラッシュアワーであった。
毎日この様な殺気立った電車に乗って会社に行くとなると、会社に着くまでに疲れてしまうし、やる気も失せてしまう。当然不機嫌にもなるわけで、そうすると近くの人にもそれが移る。駅員さんにぎゅうぎゅう押されて電車に押し込まれる状態で「よし、今日一日頑張ろう!」なんて気持ちには100%なれないと自信を持って言える。これは、まさに30年前、ちかん電車と言われた赤羽線(現埼京線)と同じ位クレイジーな状態である。

そして、これからだんだん夏に向かっていく。隣の人の汗が気になったり、においも気になるかもしれない。更に生産性の高い仕事がしにくくなる。川口市民は60万人、そして川口駅は1日16万6000人の乗降者数。現場を見ればわかる。絶対に湘南新宿ラインを川口駅に止めるべきだ・・・と思う訳である。

そうは言っても一朝一夕には出来ない。まず自分たちで出来ることは、ラッシュアワーを避けて通勤をすることである。実はモリチュウの始業時刻は8時なので朝は結構早い。更に月2回早朝勉強会もあり、電車通勤者はラッシュアワーにはあまり影響されない。

つまり、社員に不快な思いをさせないために、始業時刻を早くしているわけである。社長の愛情・・・社員はどれだけ感じているだろうか・・・(笑)。