- 設備
- 鋳造について
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設備
■本社 |
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工場所在地 | 埼玉県川口市江戸袋2-5-27 | |
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主要生産品目 | ・業務用厨房部品 | |
主要材質 | SUS304、SUS430 | |
付記 | 工場床面積:約300坪(工場敷地面積:約800坪) |
主要設備
1.ターレットパンチプレス | MURATEC サーボモーター式パンチプレス M2044TC ステンレス板1219mm×2000mm加工可能 | |
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2.溶接機械 | ダイヘン製 ミニパルス150 ダイヘン製 COMPA 200S | |
3.プレス | 0.2t×1台 20t×1台 ステンレス甲板用 300t(専用機)×1台 |
■モリチュウ指定鋳造工場(ルービィ工業株式会社) |
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工場所在地 |
新潟県三条市高屋敷28番地 |
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主要生産品目 |
・工作機械部品 |
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主要材質 | FC150、FC200、FC250、FCD450 | |
付記 | 工場床面積:500坪(工場敷地面積:600坪) |
主要設備(モリチュウ指定鋳造工場)
1.砂処理設備 |
(1)ミックスマラー・・・(株)東久製 500㎏ |
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2.造型設備 |
造型機 (1)新東工業(株)製 FDNX-1型 (2)(株)ヨーマー製 F1型 |
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3.溶解設備 | 高周波誘導炉 インダクトサーム製(0.5t/500kWh) | |
4.仕上設備 |
(1)ショットブラスト(株)ニッチュウ製 エプロン型 |
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5.材質試験設備 |
(1)温度測定器 (2)分析試験設備 (3)水分計 Kett製 610型 |
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6.加工設備 |
(1)旋盤 日立製 500型 |
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鋳造とは
金属(アルミ、鉄、銅、真鍮など)溶かして雌型(モールド)に流し込み、冷やして目的の形状に固める製造方法です。鋳造プロセスを経てできた製品のことを鋳物(いもの)といいます。モリチュウでは数ある鋳造の製法の中でも「砂型鋳造」という技術をメインに製造を行っています。
「砂型鋳造」は古代からある加工方法で、寺の梵鐘の製造などで用いられていました。現在でも、大量生産品の鋳造に幅広く用いられているポピュラーな技術です。作りたい製品と同じ形をした原型(モデル)を木や金属の箱の中に入れ、そこに特殊な砂をつめた後、原型を抜き、雌型を作ります。その凹んだ部分に溶かした金属を流し込むのが鋳造です。
砂型で製造したものは表面がざらざらしており、そのまま風合いとして使ったり、仕上げ加工を行って使ったりします。金属の削り出し加工だけで作った物と比べて製造時間が短くコストが安くなるというメリットがあります。
工業製品のほとんどは大まかに鋳造し、その後削り出すというプロセスで市場へ出ていると言えます。すべての「ものづくり」の基本が鋳造にあると言っても過言ではありません。
鋳物の特長
金属を溶かして成型をするため、形状が自由になります。また、表面に様々な模様がつけられます。また、様々な種類の金属を溶かすことができ、それぞれ特長があります。
鋳鉄
●重厚感のあるイメージ。ある程度の強度と粘りがあるが、細かい模様が出しにくい。
●主に、車止め、ツリーサークル、照明灯の支柱などに使用される。
●表面に赤錆が発生するが、経年変化で黒くなり安定する。中まで浸食をしない。
●比重7.3
アルミ鋳物
●鋳鉄に比べ、軽快感のあるイメージ。
●熱処理によりある程度強度が確保できるが、鉄よりは弱い。
●溶解時の湯がサラサラの為、細かい模様が出しやすい。また、ミガキ処理が可能。
●主に、門扉、フェンス、銘板、ベンチの脚などに使用される。
●白い錆が発生するが、酸化被膜となるため、中まで浸食しない。
●比重2.8
ブロンズ鋳物
●重量感や高級感がある。鉄より弱いが、アルミより強い。
●溶解時の湯がサラサラのため、細かい模様が出しやすい。また、ミガキ処理が可能。
●主にオブジェや銅像、銘板などに使用される。
●表面の錆は緑青となるため、錆そのものが作品の一部になる(周囲の環境による)。
●比重8.7
鋳物の作り方
大まかな鋳造の流れは3つです。
(1)造りたい製品と同じ「原型」を作ります。
(2)原型を砂に埋め込み、原型のへこみ(=雌型)を作ります。
(3)へこんだ部分に溶けた金属を流しこみ、形を作ります。
原型にはどんな材料を使うの?
原型は、1回に造る数量と継続的に鋳造するかによって材質が変わります。数が1~3個程度で1回のみ製作する場合は、「発泡スチロール」「ウレタン樹脂」を使用。年間で1万個程度の製作であれば「金型」。それ以外は「木型」を使います。