社長ブログ

2020年02月

2020.02.10

売上を逃さない仕組み

先日靴を購入した。いわゆるビジネス用の革靴と普段履くデッキシューズ。

あるお店(ビジネスシューズ):
森:「これほしいのですが、26cmありますか」
店員さん:「承知しました。少々お待ちください(在庫を調べにいく)。(5分ほどして)申し訳ありません。生憎在庫を切らしております。お調べをしてご連絡をさせていただきます。」
森:「分かりました。ではお願いします。ちなみにお支払いは・・・?」
店員さん:「もし在庫がなかった場合後の処理が大変なので、お買い上げをいただいたときで結構です」。
森:(オレ別の店で買っちゃうかもしれないよ・・・)

別のお店(デッキシューズ):
森:「これがほしいのですが、26cmありますか」。
店員さん:「承知しました、少々お待ちください(スマホでシューズについているQRコードを読み込み、念のため現物の在庫を確認・・・3分ほどして)申し訳ありません。生憎在庫をきらしております。ただ、他店にありますので、そちらから取り寄せが可能です。2日後にはこちらに来ますが、御来店されますか、それとも直接お送り致しましょうか?」
森:「送ってくれるのであればその方が助かるのですが・・・」
店員さん:「では、そういたします。あっ送料は無料ですので。ではお会計はこちらでお願いします」。

後者はお気づきの方もいるかもしれないがABCマートである。

その場のチャンスを逃さず、売上をあげる靴屋さん。
その場のチャンスを生かさず、売上の機会を逃す靴屋さん。
専門店の常識、百貨店の常識。
在庫管理の差・・・環境整備と社員教育と仕組みの差。

学ぶことは多い

2020.02.03

お賽銭もス〇ホ?

お賽銭もスマホ?

ついこの間お正月だと思ったら、もう2月。月日の経つのは早いなぁと感じる。

さて、中国での新型肺炎の状況が気になる所だが、その中国でのITの発達がすごいという話
をよく聞く。特に深圳の発達はすごいらしい(実際に行ったことはないが)。

深圳には行ったことがないが、大連には定期的に行く。
前回大連に行った時、ブログに「お店(飲食店)にメニューがない」という話を書いた。QRコードを読み込むとメニューがスマホに表示され、そこからネット経由で注文をするという流れである。別の日にいわゆる「市場」で干し葡萄を買った時も、決済はスマホであった。電子マネーが常識となっている中国では「物乞い」もスマホでお金をもらっているとのこと(大連の弊社スタッフの話)。真偽の程はわからないが、さもありなんという感じである。

さて、その中国では今春節(お正月)が終わろうとしている。中国にお賽銭の習慣があるかわからないが、日本ではお正月に神社に初詣に行くと、お賽銭を入れる。電子マネーが常識になってくると、そのうち、お賽銭もスマホでピッとなる時代が来るのかもしれない・・・なんとも興醒めな気もするが・・・。

最後に、新型肺炎の猛威が早くおさまり、罹患している方の速やかな回復を祈念いたします。