社長ブログ
2019.08.22
中央区にある高欄
お盆休みに先週は地元新郷工業団地の「ばんばん祭」があったため、ブログをお休みしました。
さて、今週はアートシーンです。
こちらは中央区役所の前にある橋にかかる高欄である。下は首都高速道路が走っている。
樹木の広がりにも見えるデザインであるが、そうとも言い切れない抽象的イメージである。
また、横桟部分が真円になっているのもとても面白いデザインである。
写真にある人の姿から想像できるが、高さは1.8m位はあるのではないだろうか。
そしてそれなりに総長もあるので、かなりダイナミックな印象になる。
材質はアルミ鋳物製であるが、そのダイナミックな印象があるのは、通常のアルミ鋳物パネルよりかなり厚みのある贅沢な造りとなっていることと、表面のテクスチャのなせる技である。なのでよくあるアルミ独特の弱々しい印象はない。
実は今はこのようなデザインは実現できないかもしれない。それは横桟部分が足掛かりになるため認められないのではないかと思う。しかし、このようなダイナミックなデザインは、街のアイキャッチとなる場所では必要であると思う。なにもかも行政のせいにするのではなく、自己責任という感覚も復活してほしいものである。