社長ブログ

2019.02.12

効果的な伝え方

人に何かを伝えたいとき、どのように伝えればよいか。
熱く語る、相手の目を見て語る、あるいは酒を飲ませて語る・・・など諸説あるがどれも違う。

今日は、効果的な採用活動をするにはどうしたら良いかと言う話を聞いてきた。内容についてはここでは詳しく
述べないが、最も強く感じたのは、相手に伝えたいことがある時には、自分で話してはいけないと言うことだ。

人は何かを伝えられた時、基本的にだまされていはいけないという防衛反応が起きる。要するに「本当かぁ」と思うのである。しかし、第三者から話されると、「そうなのか」と意外とすんなり入っていく。第三者というのはなにも人に限らない。例えば社長が何かを語り伝えたいとき、本人が話すより、社員が話した方が良く伝わるということは結構ある。また、ストーリー仕立ての動画、新聞や雑誌の記事などもそうである。口コミが威力を発揮するのも同じ道理である。

もっとすごいのは、自分で語っているにもかかわらず、他人が言っているかのごとく話すテクニックを持っている人がいる。相当な心理的巧者と言える。

いずれにしても、他者に語らせるという視点はやや逆説的ではあるが、相手に伝えるための有効なテクニックであることは間違いないのである。