社長ブログ
2019年01月
2019.01.07
絶対的価値とは
第四次産業革命と言われている。これは、IT技術に代表される「情報伝達方法がアナログからデジタルへの流れ」と「あらゆるものがつながるネットワーク化」が大きな特徴と言える。きっと、100年後の歴史の教科書には1950年~2050年位がとんでもない大産業革命時代と言われるはずだ。
さて、我々はそのその渦中にいるわけだが、見失ってはいけないのは、我々が追い求める価値は変わっていないということである。では価値とは何か。それは「本質的に大切なこと」と言える。これに対し価値観は、「物事の価値(つまり大切なこと)についての、個人(または、世代・社会)の(基本的な)考え方」であり、それは変わる・・・というか、人それぞれであり、自分が決めることであり、一つとして同じものがあるわけない。なぜなら同じ人間は一人としていないし、更に、人の心は常に揺れ動くものだからである。
本質的に大切なもの。それは「愛、平和、友情、分かち合い、向上心、創造、心の平静、共創・・・」など。変わることのない絶対的なものである。そして最も大事なことは、大切なものを大切に思える心である。
そういう意味では、産業革命という新しい技術の動きに適応していくことは勿論大事だが、同時にそれを俯瞰する客観性を持ち、本質的な大切なものを見失わないようにしなくてはいけないと思うのである。
2019.01.06
ユニスフィア
今日は、錦織が久しぶりにツアー優勝したという嬉しいニュースが入ってきた。
また先日、大阪での「万博開催」が決まった。そして、今日はこの写真のような大きな地球儀である。さて、これらの共通点は何か。
実はこの地球儀は「ユニスフィア」と呼ばれ、「フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク」にある。フラッシングと言えばテニスのUSオープンが開かれる聖地であり、錦織が以前ファイナルまで行った場所である。そして、この巨大なモニュメントは1964年4月からニューヨーク万国博覧会が開催された際にシンボルとして設置されたものである。
アート作品としての力強さと表現力は勿論のこと、当時としてはまだ比較的新しい素材であったステンレスで構成され、高さ40メートル、重さ300トンもある超大作である。そして、設置から55年たった今もその変わらぬ美しい姿を披露している。
そういえば、1964年と言えば、東京オリンピックの年。今年最初のアートシーンがこのユニスフィアであるというのも奇縁である。
2019.01.05
カレンダー
新年が開けると、カレンダーが新しくなる。
そして、「実に様々なカレンダーがあるなぁ」といつも思う。
さて、我が家は2世帯住宅で、下に両親が住んでいる。両親の家には、リビングとキッチンがつながっている部屋があり、いつもそこで食事をしたりテレビを見たりしている。年末に一緒に親子世代全員で食事をしようということになり集まったが、その際に今まで気が付かなかったことに気が付いた。
「あれ、あそこにも、ここにも、またあそこにも」と、そこいらじゅうに2019年のカレンダーがある。数えてみると、視界に5つものカレンダーがあった。「なんで?」と聞いたら「みんな奇麗なカレンダーだから」とのこと。それは確かに理解できるが・・・。
極めつけは、母がいつも使う机があるのだが、その正面にカレンダーがあり、そしてその脇にもカレンダーがあった。余りにもおかしくって「なんで目の前にカレンダーがあって、横見るとてまたカレンダーがあるの」と聞いたら、一つは日付確認用で、もう一つはメモ用とのこと・・・。「いやいや兼用できるでしょう」、と思いながらも笑うしかなかった。
逆に、我が家でカレンダーがあるのはトイレだけ。いくら尊敬する母親とは言え、さすがにここは反面教師としてとらえた方が良いだろう・・・と思った。
2019.01.04
Google home
あけましておめでとうございます。
新年を迎えてから、元旦は森家の新年会、高校時代の友人との恒例の新年会、2日は母方の先祖へのお墓参り、3日は大学時代の庭球部の仲間と新年会と充実した日々を過ごした。庭球部の新年会には当時大活躍をした名プレーヤーたちとほぼ30年ぶりに会う事が出来たり、とても懐かしかった。
さて、お正月と言えばお年玉。ということで、自分へのお年玉として、前から使ってみたいと思っていた「Google Home」を買った。「さぁ、使ってみよう」と箱を開けたものの、どこからどう使っていいか分からない。昔の家電は電源スイッチがあり、ボタンと押すと動くのが定番だが、こちらは電源スイッチらしきものがない。それでも「ねぇGoogle」までは出来たし、「今日の天気は」と聞いたり、「今日の株価は」などに対しては答えてくれた。しかし、「ノリのいい曲をかけて」と言うと、「アシスタントとの接続云々」と言ってどうもうまくできない。とにかく設定が難しい。
近未来の生活シーンを味わってみないと、とは思うものの、このあたりでアナログ世代とデジタル世代の間に育った私の限界。ということで、あとは息子に委ねることにした。便利なんだか不便なんだか分からないが、それでも使ってみないと!
今年も挑戦の一年の始まりだ!
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