社長ブログ
2018.12.10
プロセス
今、プロセスに注目をしている。
プロセスとは「過程、工程」といった意味だが、どんなことでも、何か結果を欲したり、あるいは目標達成のようなゴールがあり、ゴールがあるということはスタートもあるということである。
そしてスタートからゴールまでの「過程、工程」がプロセスなのであるが、この工程が「ブラックボックス」になり勝ちである。それを無くすためにプロセスを明らかにする必要が出てくる。そしてプロセスが明らかになることで、どこがボトルネックになっているかが見えてきたり、属人的になっている業務が見えてきたりする。
今のデジタルの時代はこのプロセスが見えずらくなっている。ITの発展で、何か情報をインプットすると、コンピュータが計算をしてすぐにアウトプットが出てくる。そして結果には注目するがそのプロセスには注目をしないか、あるいは分からないままその結果を受け入れることが当たり前になっている。このようなことが習慣になっているため、「なぜ」を考える機会が減少しているように思える。
何事においても結果が大事であることは論を待たないが、同時にその結果が生まれたプロセスは注目に値するし、結果を変えるにはインプットを変えるか、プロセスを変えるしかないことは、認識をしておく必要があるだろう。