社長ブログ

2018年12月

2018.12.31

大晦日

今日は大晦日である。

実は大晦日は苦手である。それは大掃除をするからである。会社では日々の環境整備のお陰で大掃除をしないことは書いたが、家では別である。普段であれば、出来れば逃げたいので、なんだかんだ仕事の理由を付けて避難をするのであるが、大みそかの夜まで仕事をするのはどうも不自然ということもありそれも出来ない。
それでも出来るだけやらないようにと逃げていたら、いささか殺意を感じたので窓掃除と掃除機がけを行うことにした(大晦日の殺人事件は警察に迷惑をかけるので申し訳ない)。実は私は掃除機がけがうまい。これは高校時代に居酒屋さんでバイトをしたときに教えてもらった方法をそのまま真似ている。掃除機は床全体を一気にかけるのではなく、フロア全体をいくつかに分け、その範囲の外周から掃除機の先端に幅広いところを外してかける。その後真ん中部分を横幅のあるパーツを付けてかける。そうするとコーナー部分に溜まり勝ちのゴミがスッキリ取れる。
大晦日のブログが掃除機のことかよ、と思うかもしれないが、我が家はどこかに行くでもなく至っていつもと同じである。しいて言えばさっきカミさんと「ボヘミアンラプソディー」を見に行って来たくらいである。
「ボヘミアンラプソディー」は結構いいですよ!
ではよいお年を・・・。

2018.12.30

ヤンキースタジアム

日曜日はアートシーン

今日はニューヨークにあるヤンキースタジアムである。竣工は2009年なので21年目となる。
最初の写真はエントランス部分の単純な縦格子のフェンスである。そう、単純な縦格子なのだが、ちょっとアレンジをするだけでなぜかとても味があるデザインとなっている。ニューヨークヤンキースのロゴが上部にあしらわれているが、これが「エンブレム」としての役割を果たし、デザインにリズムを与えている。更に、縦格子の表面には、塗装でザラツキを出している。この細部へのこだわりも素晴らしい。

そして目を見張るのは、屋根の梁のデザインである。建物の構造体としての役割も去ることながら、基本カラーのグリーンに統一されジョイント部分の見せ方も非常に美しい。フェンス同様、周囲のレンガとのバランスが絶妙である。

古き良きアメリカを表現するデザインと、全体とディテールへののこだわりが、メインゲートしての存在感を際立たせている。

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2018.12.29

時代の波

今日、英国HMV(CD、DVD販売会社)が事実上経営破綻したとうニュースが入ってきた。

先日は、GAP(アメリカ最大の衣料品小売店)が北米で大領閉店を決め、数百店規模で閉鎖をするという。これらは全て、販売チャネルがネットに変わったことが主な要因だ。今年は平成最後になるが、平成はITがインフラ化した時代と言える。そして、それは余りにも急速で劇的である。

その中ですごい存在感を出しているのが富士フィルムである。カメラがフィルムからデジタルに急激に移行した際に、自社の持つ基盤技術を他の分野に生かし、再生医療や化粧品、サプリメントなどを販売していることは、周知の通りである。これに対しアメリカのコダックフィルはすでにこの世にない。この差については様々なところで論じられているが、分かったような評論をするつもりはない。ただ言えることは、「言うは易く、行うは難しである」。

繰り返しになるが、ネット、WEB、ITはすでにインフラ、つまり当たり前になっている。先日のブログで書いた通り、すでに今の新入社員世代はデジタルが当たり前の世代である。そして大切なのは、この時代の大きな変化は自分の身の回りで今現実に起きているという認識である。

なので、常に緊張感と危機感と柔軟性を持たなくてはと、改めの思うのである。

2018.12.28

毎日コツコツ

今日は今年最後の営業日であった。

普通は今日の午後あたりから大掃除を行うことが多い。モリチュウもかつてはそうであった。しかしここ数年は違う。なぜならば、大掃除をする必要がないからである。

確かに年末なので「エアコン」や「換気扇」の掃除などは行う。しかし、敢えて大掃除を行う必要はないのは、毎朝朝礼後、30分間「環境整備」、つまりお掃除をしているからである。確かに、年末にみんなでお掃除をするのはある意味「風物詩」であり、それがないのは少々寂しいが、最後まで普段通りに業務をし、バタつくことなく年明けに備えられるメリットは大きい。そして「あいつはさぼっていた」とか「どうしてあの人は大掃除をやらないの」と言った不満の声も出ない。ある意味健康的である。

そう考えると、「毎日コツコツと積み重ねることはとても大きな成果を生んだなぁ」と、改めて思った次第である。

今日は全員定時に帰り、川口のメンバーで忘年会を行った。今頃きっと二次会のカラオケで盛り上がっている事だろう。今年一年頑張った社員に心から感謝したい。

2018.12.27

効率的な仕事のコツ?

昨日腰痛のことを書いたが、今朝は比べものにならない程回復。God Handの凄さを改めて感じた。

さて、今日は車で2時間程移動をしなくていけない用事があった。今朝の様子だと大丈夫な感じであったが万が一腰が悪くなるといけないと思い、社員に同行してもらった。実際、車の運転は腰に負担がかかるものである。

無事用事を済まし帰路についた。おかげさまで腰の方は問題が無かったが、年末の渋滞にはまってしまい、帰宅時間が大幅におくれそうであった。実は今日も腰痛治療の予約をしており、このままだとカイロに間に合わなくなりそうであった。そこで車を社員に預け、私は電車で帰ることにした。お陰で時間に間に合った。

さて、今日は万が一を考え社員と二人で行動をしたが、このような不測の事態や、情報の共有等を考えると二人で行動をするのはあながち悪いことではないと感じた。

そして思い出したのが、以前学んだことがある「ミクロ経済学」である。ポイントは、最小単位の仕事を考えるとき、「一人より二人の方がより効率が上がる」と言う点であったと記憶している。そして、「三人になると、仕事の総量は増えるが、一人当たりの仕事量は減り、ある一定人数以上になると、管理など別の仕事が増え、仕事量そのものが減っていく」といったことだった気がする。

確かに、重いものを持つ作業などを考えると合点がいく。営業活動を二人ペアで行う会社があるが、これは理にかなっていることかもしれない。必ずペアで仕事する。今後、試験的に導入してみようと思う。

2018.12.26

腰を痛めました

昨日の夜から腰を痛めた。

久しぶりに若干重いものをちょっとだけ持ったのだが、その時は問題なかった。しかし家に帰ってきて「あれっ」って思ったらもう腰がおかしくなっていた。「やっちまったぁ」って感じである。

でもまあ1日寝れば大丈夫かな、と思っていたがそうは問屋が卸さず、今朝は起き上がるのが大変な状態。それでも早朝勉強会を行い、年末のお客様訪問に出かけた。

今日は、電車で移動をしていたのだが、いつの間にか腰の調子が良くなっていった。勿論そんなに簡単に治るものではないが、朝の状態からすると、大分痛みが引いてきた。そこで、いつもの癖で「何でだろう?」と言うことになった。

多分、歩いたことで体がほぐれたというのが一番の要因であろう。次に最近体重を減らし、体が自分にとって心地良い状態になっていたこと、週一回であるが、ジムに行って筋トレをそれなりにやっていたこと、あとは「良くなる良くなる」と呪文を唱えながら歩いていたこと・・・などの要因が上げられる。

しかし最後はやはり専門家に診てもらうのが一番、ということでお隣のGod Handでカイロの治療をしてもらった。これで明日はかなり良くなっているだろう。年末年始はベストの状態になっているはずだ。

たった一つの心残りは、今日素晴らしい会場で素晴らしい仲間との忘年会があったのだが、出席できなかったことである。

2018.12.25

しつこさ

しつこい人は嫌われると言われる。

しかし、仕事をするうえで「しつこさ」は大事。
言い換えると、粘りともいえるし、諦めない気持ちとも言える。
諦めないと突然道が開けることもある。

自分自身何か優れていることがあるわけでも、取り柄があるわけではない。ただ自信を持って言えるのは、とにかくしつこく続けることが出来ることであること。
もう一つは、これが最高ではなく、常に「もっと良く」と考える癖があることである。
そしてどうしてもダメと思ったら、思い切って諦めることができることである。この時は気持ちがすっきりしている。なぜならば全てやり切った感があるからである。

自分の持ち味がそうであれば、そこを生かしていくしかないと思う。とにかくしつこく、諦めず、着実に進んでいこうと思う今日この頃である。

2018.12.24

運営計画書

会社ではいろいろな事業やプロジェクトが行われる。

つい最近では2020年の新卒対象の「インターンシップフェア」という催しが開催された。それをどのように運営をするか、社員と共有するために「運営計画書」と言うものを使っている。

いつから使い始めているかと言うと、つい最近のことであるのだが、実はこれは私が川口青年会議所在籍中に、事業を行う際に理事会に上程する際のフォーマットをベースにしたものである。なので、なんと10年以上ぶりの復活である。今の青年会議所では使われていないものだと思うが、私にとっては使い慣れたものであるし、必要に応じて変更を加えているのでフォーマットは随時更新されている。

プロジェクトや事業を行う際には様々な要素がある。まずは日時から始まり、目的は何か、目標は何か、必要なものは何か、予算は・・・?こういった内容が一つのフォーマットの中に記載され、更にGoogleのスプレッドシートで共有しながら会議を進めると、その場で意見を更新することができ、参加者全員がその更新内容を把握できる。

何でも新しいのがいいかというとそうでもない。少々古くてもシンプルで分かりやすい方が良い場合があるし、そこにクラウドという新しい技術をオンすると、「新しく」なったりするのである。

2018.12.23

アルミ鋳物のドア

タイトル通りアルミ鋳物のドアである。

アルミ鋳物の門扉は結構よく使われている。一般的には剣先が先端についている縦格子のものや、唐草調のものが多く、業界の中には「あーあの感じね」とすぐに想像がつく方も多いと思う。

しかし、アルミ鋳物をここまで大胆に「ドア」に使った例はそう多くはない。いわゆるアルミ鋳物の門扉とは一味も二味も違う。イブシと有機的な形状のアルミ鋳物タイルの組み合わせは、抽象画を見るようであり、ゆったりと盛り上ったタイルの磨き部分はなまめかしささえ感じる。

そして取っ手がドアというキャンバスにポイントを添えている。この取っ手も実に美しい。

(デザインは田原良作氏である)。

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2018.12.22

携帯のある時代に生まれた世代

いよいよ平成の終わりが近づいてきた。

そして、本日NHKで平成を振り返る番組をやっていた。その番組を見てふと思ったのは、「平成の時代と携帯電話の時代がほぼ重なるなぁ」ということである。少し調べて見たら、NTTがあの肩から掛けるショルダーホンを出したのが1985年とのこと。1989年が平成元年なので、やっぱりほぼ重なるということになる。

今年が平成30年なので、今の30歳以下は生まれたときから携帯電話がある世代。25歳以下は間違いなくスマホ世代である。ここで、今「昔は駅にチョークで書く伝言版があった」とか「昔はもっとアナログのコミュニケーションがあってよかった」などというノスタルジックな話をしようというのでもない。

大事なのは、これから社会を担う世代が完全にスマホ世代だという認識である。なので何でもスマホである。ホームページもスマホ対応をしていかなくてはいけないし、更に音声認識も進んでいるので、情報を入力する方法も多岐にわたる。キーボードを打てなくてもスマホが使える。そして、これからスマホ成熟期に入るにつれてどのように生活や仕事の仕方が変わってくるか。

私のような50歳台の人間は、生まれたときから携帯を使っている世代から、より効果的な、あるいは現代的な使い方を学ぶ姿勢がなくてはいけない。「今の若い人は」ではなく、「今の若い世代から学ぶ」という意識を持つことが重要であると考える。