社長ブログ
2018.11.27
理想論者の罪
何かを行おうとしているとき、「あーすれば良い、こーすれば良い」と言う人がいる。
また、現在やっていることに対し、「なんでこうしないのか、もっとこうした方が良い」と言う方がいる。そのようなアドバイスは時にはとても有難いが、時にはとても迷惑な時がある。
有難いアドバイスはどんなものか。それは自分の経験に基づいた具体的なアドバイスか、あるいは自分の経験ではないが知合いなどが実際に経験をしたことに基づくアドバイスである。また、物事の原理原則に基づくアドバイスも大変有益なものである。有難いアドバイスは、質問から始まるケースも多い気がする。そしてその回答から適切なアドバイスをいただけるとより具体的である。
逆に迷惑なアドバイスはどんなものか。それは、単なる「思いつき」であったり、自分の好み、趣味趣向に基づくアドバイスである。具体性に乏しく、つまり評論家の範囲を超えない。そして、それを「理想論」的に語る。現実とのギャップを感じると不安になったり混乱することもある。迷惑なアドバイスはこちらの話を聞くことなく断定的な物言いの場合も多い。
迷惑な理想論者からのアドバイスには耳を塞ぎ、無視する。これに限るのである。