社長ブログ

2018.10.07

マンホール

日曜日はアートシーン

最近は、全国各地域のマンホールの写真を集め、インスタグラムなどで発表をしているなど、結構なマニアがいるらしい。そのマンホールは鋳物の代表選手であり、一般の人が最も目にする身近な鋳物であるとも言える。

マンホールの無い町は無いため、各地域で様々なデザインのマンホールがあることはマスコミの報道でよく知られているところであり、町のアピールにも一役買っている。そのため各自治体は皆デザインにはとても力を入れている。広島には広島カープのマンホールもあるし、高知県には「アンパンマン」のマンホールもある。「アンパンマンホール」と呼ばれているかは定かではないが・・・。このように多種多様なデザインを可能にするのは鋳物の豊かな造型性のなせる業である。

私の地元川口市でよく見かけるのは下の写真のようなデザインのマンホールである。中心に市の花である「てっぽうユリ」をあしらい、その周囲には格子状の文様となっている。そしてこの文様のデザインの特徴は縦横のラインが織りなすようになっており、造形性の高さを表現するとともに、滑り止めも兼ねている点である。これこそ鋳物でなくては表現できないデザインである。私はこのようなデザインを見ると心ワクワクするとともに、さすが鋳物の街川口のマンホールであると誇らしく思いながら毎日市内を歩いているのである。

ちなみに、名古屋のマンホールのデザインはとてもユニークである。いつかご紹介をしたい。

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