社長ブログ
2018.10.22
「出すこと」
人は食べ物を食べないと生きていけない。
「こんな当たり前のこと今さら」と思うかもしれないが、人は生きていく上でエネルギーを使うので食べないと死んでしまう。しかし同時に食べたら必ずしなくてはいけないことがある。それは「出す」ことである。健康であれば、とてもスムーズに出てくる。そんな時はともて気持ちが良く爽快である。逆に出すことが上手くできないと、非常に苦しくなる。つまり、生きていく上で「入れる」ことも大事だが、「出すこと」も同じ位大切なのである。これは自然の摂理である。
さて、「種を撒かないと芽が出ず、花も咲かず、実も出来ない」ように、人生や仕事においても、種を撒くことの大切さを説く人たちがいる。私も賛成である。そして、このように自然の摂理から学ぶことは実に多い。そうであれば「入れることも大事だが出すことも大事」である、という自然の摂理からも学ぶことがある。
頭の良い学生が大学院まで行き、その後研究者の道を歩むが、研究が目的となってしまっていて、その研究で世界をどのように変えるのかを見失っている人たちがいる。よくセミナーなどに行って様々な勉強をする経営者がいるが、学んだことに満足をしてしまい、その後何も実行しないケースも多い。これらは「入れる」ことはするが「出すこと」をしていないケースと言え、どうもすっきりしない気分である。つまり、消化不良かふん詰まり状態と言える。
かくいう私もそういう傾向にあった。なので、最近は「入」と「出」のバランス取るようにしている。頭でっかちにならず、どちらかと言うと行動をすることが大事なのである。そしてお腹がすいたらまた食べれば良いのである。