社長ブログ
2018.08.04
夏休み
小学生の頃は夏休みが長く感じた。時には退屈に思うことさえあった。しかし、今は「夏休み」ということも意識することなく、夏はあっという間に過ぎていく。
なぜ、同じ期間なのに、この様な感覚の違いがあるのだろうか。それはきっと人間は物事を相対的にとらえる、あるいは感じる習慣があるからではないだろうか。人は常に安心をしたいと思うのは当然の欲求だが、比較対象がないと優劣が判断出来ず、安心が得られない。比較対象があって初めて安心できるのであれば、その比較対象を探すのは当然のことである。つまり物事を相対的に観ているのである。
1日について考えてみよう。例えば10歳の子供の場合、単純に言えば3650日分の1日だとすると、50歳の大人の場合は、それが18250分の1日となる。そうなると1日は、絶対的には1日であるが、相対的には5分の1の長さになる。
「あーだから年齢を重ねると、時間があっという間に過ぎていくと感じるんだ」と納得した。同時に、改めて時間を大切にしなくては・・・と思った。