社長ブログ

2018.08.13

腹八分目

腹八分目

夏休みに入っている方も多いと思う。休日をのんびり過ごしている方や、家族サービスをしている方、様々だと思う。さて、このような長い休暇の際に、しっかり体を休めておこうと思うのは当然である。しかし、「これは理想的ではないな」、といつも考えている。

「腹八分目」という言葉がある。もちろんこれは食事に関して良く使われる言葉で、満腹まで食べるのではなく、満腹少し手前位で止めておくのが体には良いという意味である。しかし同時にこれは仕事についても同じことが言えるのではないか。もちろん全力投球で仕事を頑張ることは大事だが、毎日体力の限界まで働いていしまうと翌日に影響が出て効率が悪くなる。これは歳を重ねるほどその傾向が顕著になる。だから、目一杯頑張るのは非効率的な働き方で、本来は80%程度でとどめておくことが最も効率が良い働き方となる。そして、なぜ全力投球で働かないといけないかというと、実はその前の準備不足が原因ということが多い。なので準備をする余裕を作っておくためにも80%の働きが大事なのだ。

頑張る真面目な人ほど目一杯仕事をしてしまい、そして俺って頑張っているって自己陶酔してしまい勝ちである。しかし、ここはひとつ考え方を変え、「明日への備えが出来て初めて全力で働くということになる」と意識をしてみてはどうだろうか。

ただ、元から怠け者の人は当てはまらないので、悪しからず。