社長ブログ
2018.06.09
揃える(2)
揃えるレベルが違いを生む。
昨日、経営計画発表会で揃えることの大事さを再認識した。そんなことを考えているうちに、確か高校野球ですごいお辞儀をする学校があったなぁと思いだして、調べてみた。そうしたら出てきた。山形中央高校だ。テレビでも放映されていたので、知っている方も多いと思う。
山形中央高校は朝練でお辞儀の訓練をしたり、行進の練習をしたりしているがそれがピタッと揃っている。余りにもすごいのでビジネスマンが見学に来るらしい。
揃えるということはどういうことか・・・改めて考えてみたが、いみじくもその答えを監督が言っていた。「仲間を思いやること」である。お辞儀にしても、行進にしても自分が好き勝手していたら絶対に揃わない。相手の動きに合わせたり、全体の動きに目くばせをして合わせることが必要だ。それは自分勝手の反対で、「思いやり」であり相手への「気遣い」につながる。それが出来ていないと、共に働く仲間への気遣い、ましてやお客様への気遣いなど出来るはずはない。
そう考えると、次に使う人のことを考えて物を元の位置に戻す「整頓」も、ベースは「思いやり」「気遣い」である。揃える訓練がそこにつながると今更ながら理解した今日であった。