社長ブログ

2018.06.22

「原因」と「結果」の法則

『原因』と『結果』の法則」という本がある。

ジェームズアレン氏が1902年に記した本である。100年以上に亘り読まれ続けている。つまり、100年という時空のフィルターにかけられ、今尚読み続けられているということは、何かしら理由があるはずである。

ある意味当たり前の事が、書かれている。「今ある結果には必ず原因がある」ということである。そしてその原因を作っているのは突き詰めれば自分自身であるということである。今の自分があるその原因は複雑多岐にわたり、直接的な原因は分かりにくい。また、原因は分かっていても認めたくないというのも理解出来る心理である。

秋に農作物を刈り取るには、春に種を撒かなくては実は取れない。これは自ら幸せをつかむきっかけの種まきのことである。土壌が悪くては、良い実が取れない。これは自分のいる外部環境であろう。そしてそれは自分で選択できる。また、挨拶と整理整頓の強制は土地を耕す行為である。また、肥料を与えなけれればたわわな果実は期待出来ない。これは教育であろう。

まえがきにこのようなことが書かれている。「自分こそが自分の人生の創り手である」。「我が人生のシナリオライターは自分しかいない」ことに気づいていな人は意外と多い。全ては自分自身なのである。

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