社長ブログ
2018.05.09
幸町小学校の校長先生のお言葉
少し前の話になるが、3月11日、何かの理由で川口市立幸町小学校のHPを見た。幸町小学校は私の母校である。その時に校長先生の三学期に向けてのご挨拶を見た。とても素晴らしく、そして非常にわかりやすく的を得た言葉となっている。少々長くなるが、そのまま引用する。
「今日から3学期が始まります。
3学期は、この1年間をまとめる大切な時間です。また、次の学年や学校へつなげていくための時間でもあります。暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます。健康に注意して、充実した3学期にしましょう。
さて、今日は平成30年のスタートにあたり、学校生活を送る上で大切なことについて話をします。それは、『時を守り、場を清め、礼を正す』ということです。
『時を守り』とは、その言葉のとおりに時間を守るということです。5分前行動といいますが、常に予定の5分前に次の行動への心構えをしましょう。また、提出物の期限を守ることも含まれます。時間を守らないことは、信用を失うことになることを覚えておきましょう。
『場を清め』とは、掃除をすることです。掃除をすることの意味は次の5つだという話しを聞いたことがあります。
・気づく人になれる
・心を磨く
・謙虚になれる
・感謝の心をはぐくむ
・感謝の心が芽生える
一日に1つ、足元のゴミを拾いましょう。一つ拾えば、一つ分だけきれいになります。それは誰かの為になっているということです。
『礼を正す』とは、挨拶をすること、返事をすることです。挨拶をすれば人との関係は良くなります。逆に、挨拶をしなければ関係は悪くなります。朝の挨拶は人より先にしましょう。呼ばれたときは『ハイ』と相手が気持ちよくなる返事をしましょう。
『時を守り、場を清め、礼を正す』を胸において、充実した3学期になることを期待して、私の話とします」。
人生の要諦というか、原理原則が凝縮されている内容である。こんな先生に教わる児童は幸せである。同時に、これがいかに素晴らしい内容であることを、親が教えなくてはいけないのであろう。