社長ブログ

2018.04.17

アマゾンダッシュ

 コンピュータが生まれた。

インターネットでそれぞれのパソコンが繋がった。無線LANの普及で更に世界が狭くなった。世界中から多くのデータが集まる。インプットの世界では、キーボード入力から音声認識へ進化。指紋認証、顔認証、更に「歩き方認証」というのも研究されているらしい(確かに歩き方にはそれぞれ特長があり、同じ歩き方をする人はいない)。集められたビッグデータをさまざまな角度から分析し、ビジネスや防犯などに使う。AIはプロの棋士に勝つほどの知能を持った。言わずと知れたことだが、ITの世界は日進月歩だ。

アマゾンダッシュというのがあると言う。
例えば、洗剤の入っている棚があるとする。その棚にボタンが付いていて、数が少なくなったとき、そのボタンを押すだけで発注がかかるというのである。そのボタンには商品(この場合は洗剤)情報が登録されていて、またネットにも繋がっているので、発注がかかるというのである。アマゾンの「ネットにつなげないと買えない」という唯一の欠点を克服するものである。ここには「いかに楽に買わせるか」、「比較させない」、「囲い込み」と言ったしたたかな戦略がある。これを知った時、「なるほど、これはトヨタカンバン方式の進化系だ」と感じた。

世界は変わる、時代も変わる、好き嫌いを言ってはいられない。しのごの言わずにやってみる。なのでアマゾンダッシュをやってみようと思う。ただ、大切な事が一つある。どの洗剤を登録するかは、カミさんに確認することを怠ってはいけない、ということだ。

アマゾンダッシュ